「本ブログについて」にも書きましたが、
昨今「国際化社会になったので英語ぐらいできないと・・・」と思って
英語を勉強している方が増えているようです。
もし今これを読んでいるあなたがそう思っているなら
「ちょっと待った!」と言いたいです。
「国際化社会に対応すること」と「英語ができること」とは
別のことです。
非常に大切なのでもう一度いいます。
「国際化社会に対応すること」と「英語ができること」とは
別のことです。
ここでは
- 国際化社会に対応するために必要なことは何か?
- 具体的にどうすればいいのか?
国際化社会に対応するために必要なことは何か?
私が考える国際化社会に対応するために必要なことは
次の2点です。
- 様々な出来事に関し、
自分の考えや価値観を持っていること - 相手が持っている考えや価値観を尊重し、
自分の考えや価値観を押しつけない
- 様々な出来事に関し、
自分の考えや価値観を持っていること
1番目は様々な出来事に関し、
自分の考えや価値観を持っていることです。
日本を離れると改めて自分が日本人であることを
実感する出来事が多々あります。
あなたが意識しているかどうかに関わらず、
相手は日本人代表として見ています。
ですので、普段から様々な出来事に関して
自分の考えや価値観を持つことが必要です。
オランダ留学中、中国人、台湾人、韓国人の
クラスメートと話をしているうちに、
日本の歴史の教科書問題や
靖国神社訪問の話題になりました。
「日本では歴史を事実として教えていないのか?」
「第二次大戦中、日本がアジア諸国にしたことを
正当化するのか?」
「日本は第二次大戦中での出来事に対し、
アジア諸国に謝罪していない」
など様々な質問や意見がきました。
幸いこの話題については以前から考えていたことでしたので、
彼らに事実を伝え、私の考えも述べました。
どこまで納得してもらえたかどうかはわかりませんが、
少なくとも報道されていたことが
必ずしも正しくないことを実感してもらえたようです。
もし仮に英語ができたとして、
自分なりの考え方や価値観を持っていないとしたらどうでしょうか。
最初は「英語ができる日本人」ということで
ちやほやされるかもしれませんが、
「この人といても何を考えているのかがわからない」
と言われてしまうのが落ちではないでしょうか。 - 相手の考えや価値観を尊重し、
自分の考えや価値観を押しつけない
2番目は相手の考えや価値観を尊重し、
自分の考えや価値観を押しつけないことです。
基本的に相手の考えや価値観が自分と異なるのは当然です。
もともと違う家庭の下で育ち、違う学校に通い、
違う興味があるのですから。
オランダ留学中にクラスメートから聞いて驚いたのですが、
オランダでは家庭を持つ場合に、
必ずしも結婚して名字を変更する必要はなく、
両者の同意書があれば、相続の際に同等の権利が守られています。
どうやら、オランダでは同性愛結婚も認められていることが原因のようですが、
結婚していなくても子供がいるという例を多く見ることができました。
(勿論、オランダ人で結婚している人もいます。(笑))
もし日本で結婚をせずに子供を育てようとすると、
法律の問題もありますが、
世間から冷たい視線を浴びることになるのではないでしょうか。
どちらがいいか悪いかという話ではなく、
自分にとっては正しいまたは常識と思えることも
相手にとってはそうでない可能性もあり得ます。
あなたがどれだけその意見や価値観に対して
否定的に思っていたとしても、
相手からお願いされない限り、
こちらの意見や価値観が正しいといって、
相手を変えようと思わないで下さい。
仮にあなたが友達から
「それはおかしいよ。こうすべきだよ」と言われたとします。
あなたはどう思いますか?
もしあなたがよくなりたいと思っている点について、
アドバイスをもらったのであればいいのかもしれませんが、
そうでない場合は
「こっちの事情も知らないくせに、勝手に決めつけるなよ!
大きなお世話だ!」と思いませんか?
いずれにせよあなたが納得できるかどうかに関わらず
「あなたはそう考えるのね」と受け止めてあげましょう。
以上、国際化社会に対応するために必要なことをお伝えしました。
再度まとめますと、
- 様々な出来事に関し、
自分の考えや価値観を持っていること - 相手が持っている考えや価値観を尊重し、
自分の考えや価値観を押しつけない
全く別物だとおわかりいただけたと思います。
要するに国際化社会に対応することとは、
既存の考えや価値観にとらわれずに柔軟に対応することであり、
英語はそれを伝えるための手段の一つにすぎないということです。
そして極端なことを言えば、
もしあなたが外国語ができなかったとしても、
上記の2点ができてさえいれば、あなたの考えや価値観を
外国語ができる人に通訳してもらえればいいということです。
逆に自分の考えや価値観がない場合は、
どれだけ外国語ができたとしても、伝える内容がない、
ということになってしまいます。
自省も含めてお話をしますが、
昨今英語ができる日本人が増えていることは喜ばしいことですが、
話題に乏しいことを実感しています。
先ほども言いましたが、あなたが意識しているかどうかに関わらず、
相手は日本人代表として見ています。
旅行を含めて海外に行く機会が多い方は、
是非気にとめておいてほしいところです。
具体的にどうすればいいのか?
それでは具体的にどうすればいいのでしょうか。
1.については、テレビや新聞などのニュースで気になったトピックを選び、
その内容について
- その内容が正しいと思うか。間違っていると思うか。
- なぜ正しい(または間違っている)と思うのか。できれば根拠も。
- 今後自分たちはどうすればいいのか。
日本語で考えても全く問題ありませんが、
今後英語を使いたいと思われる方は英語で考えをまとめることをお勧めします。
会社帰りに飲み屋で会社や社会の愚痴をこぼしている時間があるなら、
1日5分でも10分でもそのようなことを考えてみてはいかがでしょうか。
(個人的に飲みに行くのは大好きですが、愚痴をこぼすのは嫌いです(笑))
私はもともとこの方法を英検1級の2次試験対策として始めました。
英検1級の2次試験は5つのテーマから1つ選び、
1分間で考えをまとめ、2分間のスピーチをするというものです。
この対策のお陰で、今では様々な出来事について
自分なりに話をすることができるようになったと思います。
2.については、あなたの家族、友人、同僚など身近な人に対して、
自分とは違う価値観を受け止めてみましょう。
特にご夫婦の場合、長いこと一緒にいると
「自分と相手は同じ考えを持っている」と思われがちです。
「何で私のことをわかってくれないの?」と喧嘩になるのも
この考えが原因だと思われます。
元々違う家庭で育った二人ですから、
お互いに考えが違っていて当然だと思ってください。
最後までお読みいただきありがとうございます。
ご質問やご意見、ご感想があれば、
読者登録をしていただき、コメントをいただけると幸いです。
今後の参考とさせていただきます。
よろしくお願い申し上げます。
0 件のコメント:
コメントを投稿