2009年4月26日日曜日

外国語学習のコツ(その4)

今回は外国語学習のコツのその4をお送りします。

※過去の外国語学習のコツはこちらをご覧下さい。
その1 その2 その3

今回も非常に大切な項目です。

外国語の勉強をしたり、使うときには、
常にそれまでに勉強したボキャブラリー(語彙)、文法、
リーディング(読み)、ライティング(書き)、リスニング(聴き)、
スピーキング(話し)などを総動員する

ということです。

たまに聞かれる質問なのですが、
「ボキャブラリーを覚えるのとと文法を勉強するのとどっちが大切?」
と聞かれることがあります。

多分こういう質問をする方は、
以前学校で文法の授業を受けて苦手意識を持っているために
文法が出来なくても大丈夫という言葉を期待しているのだと思います。

どの外国語も生きた言葉ですから、ボキャブラリー(語彙)、文法、
リーディング、ライティング、リスニング、スピーキングなど
それぞれが独立しているのではなく、お互いの項目がつながっています。

また既に経験されている方もいると思いますが、
長いこと同じことばかり(ボキャブラリーだけ、文法だけなど)をやっていると
途中で飽きてきますよね?(笑)

また、それぞれの項目を別物として勉強すると、
後でそれぞれの共通点を結びつけることが難しくなるので、
ますます外国語が難しいものとなってしまいます。

ですので普段から外国語の勉強をするときも、
一つの教材から複数のことを出来ないかを考えてみて下さい。

私がNHKラジオの語学講座を推薦しているのも、
1回の放送時間で、聞く、話す、ボキャブラリー、文法など
様々な項目を網羅しているので、
飽きずに学習を続けることが出来るためです。

今回はNHKラジオの語学講座以外のCDなど
音声付き教材を使っている場合の学習例をご紹介しましょう。

<1日目>
  1. テキストを見ずに、音声を数回聞く。
  2. テキストを見ながら、音声を数回聞く。
  3. テキストに出てきているボキャブラリーの意味を確認し、
    音声を聞きながら正しい発音で口に出して覚える。
  4. 再度テキストを見ずに、外国語のままで理解出来るように
    繰り返し聞く。
<2日目>
  1. テキストを見ながら、音声を聞きながら、
    意味を考えながら、本文を声に出して、
    数回発音練習をする。
  2. テキストを見ながら、音声が流れてくるのと同時に、
    意味を考えながら、本文を口に出す。
  3. テキストを見ずに、音声を聞きながら、
    意味を考えながら、本文を声に出して、
    数回発音練習をする。
  4. テキストを見ずに、音声が流れてくるのと同時に、
    意味を考えながら、本文を口に出す。

<3日目>
  1. 音声を聴いて、外国語のままで理解できるようになったかを確認。
  2. テキストを音声を聴きながら、本文をノートなどに書き取る。
    その際には聞こえた音を書くだけではなく、
    ボキャブラリーや文法などの知識を総動員する。
    書き取りが終わったら、テキストの本文と比較し、
    どこまでできているかを確認。
  3. 音声なしで自分で本文を口に出せるかを確認。

上記の学習方法はあくまでも一例です。
時間がとれる方は2日で終わらせてもいいですし、
時間が余りとれない人は各項目を1日ごとにやってもいいと思います。

一つの教材を様々な勉強に使うようになるためにも、
あなたにとって「この教材で勉強したい!!」と思える教材を
購入する必要があります。
テキストを開くのも嫌だったら、勉強したいとは思いませんよね?(笑)

ぜひ外国語の学習を続けるためにも、
1つの教材でどれだけのことが勉強出来るのかを
考えてみて下さいね。


最後までお読みいただきありがとうございます。
ご質問やご意見、ご感想があれば、
読者登録をしていただき、コメントをいただけると幸いです。
今後の参考とさせていただきます。
よろしくお願い申し上げます。

2009年4月25日土曜日

平成21年度通訳案内士試験日程が発表に

今回は通訳案内士試験を受けようと思っている方にご連絡です。

日本政府観光局(JNTO)のウェブサイトで
平成21年度の通訳案内士試験の日程が発表になりました。

詳細は以下の通りです。

平成21年度試験日程(予定)

・筆記試験
平成21年8月30日(日)

・筆記試験合格発表
平成21年11月13日(金)

・口述試験
英語:平成21年11月29日(日)
英語以外:平成21年12月6日(日)

・合格発表
平成22年2月5日(金)

詳細は日本政府観光局(JNTO)のウェブサイトをご確認下さい。

今年受験される方のご検討をお祈りしています!!


ところで、今までに何度か通訳案内士について質問を受けましたので、
よくある質問をいかにまとめておきます。
少しでもご参考になれば幸いです。

  • 通訳案内士(通訳ガイド)とは?

    通訳案内士(通訳ガイド)とは、報酬を受けて外国人に付き添い、
    外国語を用いて旅行に関する案内をする業務のことです。


  • 通訳案内士(通訳ガイド)になるためには?

    観光庁長官が実施する「通訳案内士試験」に合格し、
    都道府県に氏名、住所等を登録する必要があります。

    もしこの手続きを踏まずに通訳案内士の業務を行った場合は、
    通訳案内士法違法により、50万円以下の罰金を
    課せられることになっています。


  • 通訳案内士と同時通訳との違いは?

    通訳案内士は一言で言うと、日本に来た外国人に対し、
    外国語を使って日本を案内したり説明することにより
    報酬を得る業務となります。

    私が考える通訳案内士に必要な要素は、
    • 高度な外国語の能力
    • 日本の歴史、地理、経済、文化、習慣などの知識の習得
    • 日本の観光地を説明するガイドのスキル
    • 外国語を使って日本の良さを知ってもらいたいと思う情熱
    などが挙げられると思います。

    同時通訳の場合は、会議やセミナーなどで
    外国語で話された内容を日本語にしたり、
    日本語で話された内容を外国語にしたりする業務を言います。

    私が考える同時通訳に必要な要素は、
    • 高い外国語力と日本語力
    • 外国語と日本語とを自由に行き来することができる柔軟性
    • 外国語と日本語を即座に適材適所で使い分ける能力
    • 当日話される内容に関する豊富な知識と事前準備
    などが挙げられると思います。


  • 通訳案内士(通訳ガイド)とツアーコンダクターとの違いは?

    通訳案内士(通訳ガイド)は、日本に来た外国人に対し
    外国語で日本の観光地などを案内したり、
    それに関わる各種手続きを行うことです。

    一方、ツアーコンダクターは、基本的には日本人を対象に
    旅行会社が主催するツアーなどに同行し、
    日本や世界の観光地などを案内したり、
    それに関わる各種手続きを行うことです。
    尚、ツアーコンダクターになるためには、
    原則として旅程管理主任者資格を取得する必要があります。


  • 通訳案内士試験はどの外国語が対象になるのか?

    平成21年度は以下の外国語が対象になります。
    • 英語
    • フランス語
    • スペイン語
    • ドイツ語
    • 中国語
    • イタリア語
    • ポルトガル語
    • ロシア語
    • 韓国語
    • タイ語


  • 通訳案内士試験の試験方法は?

    筆記試験と口頭試験に分かれています。
    筆記試験は上記の外国語についての筆記試験(記述式)と
    日本地理、日本歴史、産業、経済、政治及び文化に関する
    一般常識の筆記試験(日本語・マークシート方式)に分かれています。

    筆記試験に合格すると、次は口頭試験です。
    口頭試験は外国語で通訳案内の実務ができるかどうかに加え、
    通訳案内士として適正かどうかの人物考査も含まれます。

通訳案内士および通訳案内士試験に関する詳細情報に関しては、
日本政府観光局(JNTO)のウェブサイトをご確認下さい。


最後までお読みいただきありがとうございます。
ご質問やご意見、ご感想があれば、
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よろしくお願い申し上げます。

2009年4月24日金曜日

外国語学習のコツ(その3)

今回は外国語学習のコツ(その3)をご紹介しましょう。

※前回までの外国語学習のコツはこちらから
その1 その2

前回「辞書的な発想をせずに、
どのような状況で使っているのかに注目する」
というお話をしました。

「でも文法的には間違えていないんだから、

問題ないんじゃないの?」

確かに文法的に見れば、
What do you think?でもHow do you think?でも
間違いではありません。

私がHow do you think?を間違いと言った理由は、
「こちらが伝えたい内容になっていない」
つまり「それでは通じない」という意味です。

多分この話をすればおわかりいただけると思います。

またもやあなたに質問です。
「英語(またはあなたが興味のある外国語)で
『おはようございます』は何ていうの?」

この質問をすると、
「なんでそんな簡単な質問をするんだろう?」
と思ったかもしれませんね。(笑)

「そりゃ簡単だよ。英語だったらGood morning.でしょ?」

そう答えたあなたに再度質問します。
「『おはようございます』を英語にしたら
どうしてIt is early.じゃないの?」

日本語の「おはようございます」の語源は、
「(今日も)お早くお出かけですね」だそうです。
そうなるとこれを英語にしたら
It is early.
にはならないのでしょうか?

確かに文法的にはIt is early.は間違えてはいません。
ただし朝の挨拶として英語ではIt is early.とは言わないのです。

How do you think?といういい方は
まさに日本語の「どう思うか?」を文字通り英語にしたいい方で、
「おはようの英語はIt is early.だ」と言っているのと同じだ
ということです。

日本語で「どう思うか?」と同じ意味になるように
英語で伝えるには、What do you think?と言う必要があります。

これからは「どのような状況で使っているのかに注目する」だけでも
あなたの外国語は飛躍的に通じるようになりますよ。
ぜひ試してみて下さいね。


最後までお読みいただきありがとうございます。
ご質問やご意見、ご感想があれば、
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今後の参考とさせていただきます。
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2009年4月23日木曜日

外国語学習のコツ(その2)

今回は外国語学習のコツ(その2)をお送りします。

※過去の外国語学習のコツはこちらから
その1

今回も大切なことです。
それは・・・
「辞書的な発想をせずに、
どのような状況で使っているのかに注目する」
ということです。

「辞書的な発想ってどういうこと?」
と思う方がいらっしゃると思いますので、
身近な例を使って説明しますね。

前回に引き続き皆さんに質問します。(笑)

「『これについてどう思いますか?』と
英語(またはあなたが学習している外国語)で
何と言うの?」

正解は・・・
What do you think about this?
です。

「えっ、How do you think about this?ではないの?」
と思った方もいると思います。
確かに日本人の方でこう言う方もいますが、
実は正しいいい方ではないのです。

それはhowの意味を辞書で確認するとわかります。

howの基本的な意味をもう一度確認しますと
  1. どのようにして(どのような方法、手段で)
  2. どのような状態で
という意味です。

もしHow do you think about this?というと
「あなたはこれをどのような方法で考えるの?」
「これをどのような状態で考えているの?」
という意味になってしまいます。

もしこの質問にまじめに答えたら、
With my brains.(頭を使って)とか
When I feel good.(気分がいいときに)
などと言われるのが落ちでしょうか?(笑)

ここでいう「どう思いますか?」は
「何を考えますか?」という意味ですので、
What do you think?にする必要があるのです。

もしどうしてもhowを使いたいなら、
How do you feel about this?(これについてどう感じる?)
と言えば問題ありません。

ここでいう辞書的発想とは
「どう→how」+「思いますか?→do you think?」
=「どう思いますか?→How do you think?」
言葉の部分的な意味をとらえて、
外国語にしていることを言います。

このトピックについては、他にもおもしろいことがありますので
続きは次回お話ししますね。


最後までお読みいただきありがとうございます。
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今後の参考とさせていただきます。
よろしくお願い申し上げます。

2009年4月22日水曜日

外国語学習のコツ(その1)

今回は外国語学習のコツと題して、外国語学習を進める上で
気をつけていただきたいポイントをご紹介しましょう。

第1回目の今回は・・・

日本語と外国語は必ずしも1対1ではなく、
1対多または多対1の場合もある


ということです。

「ん?どういうこと?」という方もいらっしゃると思いますので、
これから説明しますね。

多くの方から受ける質問に
「○○って英語で何て言うの?」
というのがあります。

今回はあなたに体験していただきます。(笑) 
ペンと紙を用意して下さい。
心の準備はいいですか?採点しませんので安心して下さいね。(笑)

それではあなたに質問します。もしあなたが友人から
「『すみません』って英語(またはあなたの好きな外国語)で
何て言うの?」

と聞かれたら、あなたは何と答えますか?

3分ほど時間をとって、思いつく限り紙に書いてみて下さい。

・・・・・

いかがでしたか?あなたはいくつ出てきましたか?
たくさん書けた方もいれば、
一つも書けなかった方もいるかもしれませんね。
でも、心配しないで下さいね。
採点をするために質問したのではありませんので。(笑)

私が英語で書き出した内容は以下の通りです。
(勿論これ以外にも正解はあります)
  • I'm sorry. 
    (「ごめんなさい」の代わりに謝る際に使います)
  • Excuse me. 
    (通りすがりの人の気を止めたい時に「すみません」と声をかけます)
  • Thank you. 
    (「ありがとう」の代わりに「すみません」というときも多いです)
  • We cannot do without it. 
    (「なしではいられない」という意味で「すみません」ということもあります)
  • We cannot avoid it. 
    (「避けられない」という意味で「すみません」ということもあります)
・・・・

やり方がわかったところで次の質問に行きましょう。(笑)

「『どうも』って英語(またはあなたの好きな外国語)で何というの?」

これも3分ほど時間をとって、紙に出来る限り書いて見て下さい。

・・・・・

いかがでしたか?
私が外国人の知り合いから「何か日本語を教えて欲しい」と言われると
必ず紹介するのが「どうも」です。
理由は「どうも」という言葉はいろいろな意味を含んでいるためです。

英語の例としては次のようなことが考えられます。
  • Hello. I'm glad to see you. 
    (人と会ったときに使います)
  • Thank you very much. 
    (人に何かをしてもらったときにも使います)
  • I'm sorry. 
    (「どうもすみません」という代わりに、「どうも」だけで済ませることもあります)
  • I'm afraid... 
    (「それはどうも・・・」のように、間接的に否定する時にも使います)
  • I don't think ... 
    (I'm afraidと同様に、間接的に否定するときに使います)
  • See you. 
    (別れの時に「どうも」と言う時もあります)
・・・・・

今回質問した「すみません」と「どうも」の例でわかったと思いますが、
日本語では1語だとしても、英語など外国語にした場合は
状況に応じていい方が異なることがあります。


では、また別の例を考えてみましょう。
あなたがハングル(韓国語)を勉強しているなら、
次の質問の答えを考えてみて下さい。
「『さようなら』ってハングル(韓国語)で何というの?」

多分この質問は勉強されている方には比較的易しいと思いますが、
挨拶をした後、その場所にいるのか、別の場所に行くのかによって
いい方が異なりますよね。

文字化けの関係で、ローマ字で表記しますが、
その場所にいる場合には Annyeonghi keshipshiyo.
別の場所に行く場合には Annyeonghi kashipshiyo.
となります。

なぜなら、もともとAnnyeonghi keshipshiyo.は
「お元気でその場所にいて下さい」という意味で、
Annyeonghi kashipshiyo.は
「お元気でお行き下さい」という意味だからです。

ですので、もし街中で会ったときには、
お互いに別の場所に移動しますので、
お互いにAnnyeonghi kashipshiyo.を使うことになります。

このように日本語と外国語の関係は
必ずしも1対1ではないということがおわかりいただけたと思います。

「こちらの意図が伝わってないようだなぁ」と思った場合は、
日本語を直接外国語に訳していないかを確認してみて下さい。

その代わりに、外国語にする前に、
「どのような状況でその言葉を使っているのか」を確認して
「要するにこれはこういう意味だ」とわかってから外国語にすると、
相手から不思議な顔をされる心配も解消されることでしょう。
ぜひ試してみて下さいね。


最後までお読みいただきありがとうございます。
ご質問やご意見、ご感想があれば、
読者登録をしていただき、コメントをいただけると幸いです。
今後の参考とさせていただきます。
よろしくお願い申し上げます。

2009年4月12日日曜日

NHKラジオ講座で効率的に勉強するコツ(その1)

今回はNHKラジオの外国語講座で効率的に勉強を進めるコツについて
ご紹介しましょう。

(注釈)ここであげている内容は私かんざき個人が実践し、
実際に効果の合ったものをお知らせしています。
とにかく「これは!」と思ったところからやってみてください。
もし実践してみて「自分には合わない」と思ったら、
忘れていただいて結構です。

  1. 学習時間として毎日30分(放送時間15分+復習15分)
    時間をとる。
  2. 放送時間中は集中して、特に外国語の音声、スキット(対話文)、
    話されている状況に注目する。
  3. 発音練習の際は必ず声に出し、聞こえた音をそっくりまね、
    意味を考えながら、感情も込めて声に出す。
  4. 放送終了後、今日の重要表現を中心に、
    その日のスキット(対話文)を丸ごと覚える

以下、詳細について説明します。

  1. 学習時間として毎日30分(放送時間15分+復習15分)
    時間をとる。


    現在のNHKラジオの外国語講座は1回15分になっています。
    勿論放送を聴くだけでも効果はあるのですが、
    放送を聴いた後に学習した内容を復習するだけで
    定着率は圧倒的に高まります。
    復習の時に何をすればいいのかは、この後でご紹介します。

  2. 放送時間中は集中して、特に外国語の音声、
    スキット(対話文)、
    話されている状況に注目する。

    上記でも記したとおり、NHKラジオの外国語講座は1回15分です。
    何かをしながらではなく、集中して講座を聴きましょう。
    講座を聴く際のポイントですが、外国語の音声や
    スキット(対話文)、話されている状況に注目して聴いてみましょう。

  3. 発音練習の際は必ず声に出し、聞こえた音をそっくりまね、
    意味を考えながら、感情も込めて言う。


    どの講座でも発音練習の時間があります。
    その時に気をつけていただきたいのは・・・

    • 必ず声に出して練習する。

      頭の中でわかっていても、口に出す練習をしていないと、
      話ができるようにはなりません。
      筋トレをしていないと、いざというときに体が動かないことを
      あなたも経験してますよね?(笑)
      外国語を口に出すのも、一種の筋トレだと思って
      必ず声に出して練習してください。
      「そんな簡単な言い回しなら知ってるよ」というあなた、
      「知っていることとできることは全く別物です」
      簡単な言い回しからで構いませんので、
      とにかく声に出して発音練習をしてみてください。

    • 聞こえた音をそっくりまねる。

      新しい外国語を始める場合には、
      日本語にない音が必ず出てきます。
      最初は正しい発音がわからないかもしれません。
      その場合はとりあえず聞こえた通りにまねして
      声に出してみましょう。

      その外国語で本当に重要な発音については、
      講座でも何度も取り上げられるはずです。

      どの発音も人間が発音できないほど
      難しい音はありません。(笑)
      そうでなければ、誰もその外国語を話していないはずです。
      もし今の段階で発音ができない音があっても、
      まずは聞こえてきた音をまねして発音することに
      集中してみて下さい。

    • 意味を考えて、感情を込めて発音する。

      これが一番大切だと思うのですが、
      どうも発音練習をするときに
      何も考えずにただ単に口に出している人が多いようです。

      例えば、英語で
      "I'm glad to meet you." (お会いできてうれしいです)
      という表現が出てきたら、
      あなたがその人に会えてうれしいと思っている
      その場面にいるような気持ちで

      感情を込めて発音練習してみましょう。
      そうすると、自分の感情との連携が強くなり、
      より自然にその表現を使うことができるようになります。

      「そんなぁ、感情を込めて発音するなんて恥ずかしい・・・」
      と思ったあなた。
      もしどうしても恥ずかしければ、
      俳優や女優になったつもりで演じてみましょう。

      外国語を話す時だけ俳優や女優になるのです。
      そうすれば、あなたは知らないうちに外国語を話す
      俳優や女優を演じることができます。

  4. 放送終了後、今日の重要表現を中心に、
    その日のスキット(対話文)を丸ごと覚える。

    さて、放送が終わったら、復習の時間です。
    復習と言っても、その日のスキット(対話文)を丸ごと覚える
    ということです。

    「えっ、そんなに覚えられないよ・・・」という声が
    聞こえてきそうですが、
    一度やっていただけるとわかると思いますが、
    今日の重要表現を1文覚えるよりも
    スキット(対話文)を丸ごと覚えた方が
    あとで思い出すのが簡単になります。

    また、スキット(対話文)をまるごと覚える利点として
    • どのように会話を進めればいいのか
    • どのような返事が返ってくる可能性があるのか
    • それに対してどのように返事をすればいいのか
    がわかるためです。

    考えてみていただきたいのですが、海外旅行用の英語教材で
    "Where is the post office?" 「郵便局はどこですか?」
    という表現を覚えたとします。
    この表現を使うことができても、相手の答えが聞き取れなければ、
    慌ててしまいますよね?

    この表現を覚えるときに、一緒に考えられる返答
    (「まっすぐ」「右」「左」など)も覚えておけば、
    ある程度返答を予想できますから、慌てずにすみますよね?

    具体的な手順として、以下の方法をお勧めします。

    • まず今日の重要表現を覚える。

      勿論文法事項も大切ですが、
      特に気をつけていただきたいのは
      意味を考えながら口に出して覚えるということです。

    • スキット(対話文)の日本語訳を見ながら、
      スキット(対話文)の本文が
      口から出てくるかを確認。

      次は話の流れを確認するために、
      スキットの日本語訳を見ながら、
      スキットの本文を口に出して言うことができるかを
      確認してみましょう。
      もしできなかったら、テキストの言い回しを
      スムーズに言えるようになるまで、
      繰り返し声に出して練習してみましょう。

    • スキット全体を覚える。

      すでに日本語訳で話の流れがわかっているあなたは、
      全体を覚えるのもそれほど難しくはないはずです。
      あなたがスキットの主人公になったつもりで
      全体の意味を考えながら、
      声に出して覚えていきましょう。
以上、私がお勧めするNHKラジオ講座で効率的に勉強するコツを
ご紹介しました。
再度確認しますと・・・
  1. 学習時間として毎日30分(放送時間15分+復習15分)
    時間をとる。
  2. 放送時間中は集中して、特に外国語の音声、スキット(対話文)、
    話されている状況に注目する。
  3. 発音練習の際は必ず声に出し、聞こえた音をそっくりまね、
    意味を考えながら、感情も込めて声に出す。
    • 必ず声に出して練習する。
    • 聞こえた音をそっくりまねる。
    • 意味を考えて、感情を込めて発音する。
  4. 放送終了後、今日の重要表現を中心に、
    その日のスキット(対話文)を丸ごと覚える
    • まず今日の重要表現を覚える。
    • スキット(対話文)の日本語訳を見ながら、
      スキット(対話文)の本文が口から出てくるかを確認。
    • スキット全体を覚える。
すべてをやるのは難しいかもしれませんが、
できるところから始めてみてください。
ただ単に聴いているだけよりも
さらに効率的に外国語を身につけることができることをお約束します。
ぜひお試し下さい。


最後までお読みいただきありがとうございます。
ご質問やご意見、ご感想があれば、
読者登録をしていただき、コメントをいただけると幸いです。
今後の参考とさせていただきます。
よろしくお願い申し上げます。

2009年4月11日土曜日

私が通訳案内士の勉強を始めたきっかけ

今回は私がなぜ通訳案内士の勉強をしようと思ったのかについて
ご紹介しましょう。

私が大学2年の時、横浜商工会議所主催の
「スマイリング・プロジェクト」という
アジア太平洋地域の大学生や20代前半の人たちを対象にした
国際交流プログラムに参加する機会がありました。

その際にインドから来た大学生が自分の国のことを
誇らしげに説明している姿に
私は「うらやましいなぁ・・・」と心を打たれました。

次は私が日本について説明する番でした。
参加者の中でも比較的英語ができていたためです。

最初は「ある程度英語ができているから何とかなるだろう」と
高をくくっていました。
ところがいざ話を始めようとしたときに、「日本は・・・」と言った後、
頭の中が真っ白になり、何も言えませんでした。
恥ずかしさや悔しさを感じながら、
すごすご退散したことを今でも覚えています。

それまで「英語さえできれば何とかなる」と思っていた私にとっては
非常にショッキングな出来事でした。
この出来事を通じて、「外国語を有効に使うには、
外国語の勉強に加えて、
話す内容のバリエーションを増やすことが大切」
だと
思うようになりました。
同時に「日本人で日本で生まれ育ったのにもかかわらず、
実は日本のことを何も知らない」と気がついたのもこのときです。

ちょうど英語学科にいたということもあり、
せっかく勉強するなら将来の就職にも役立つことをしようと思い、
通訳案内士の資格を取ることを決意しました。

通訳案内士に合格したときは勿論うれしかったのですが、
合格自体よりも勉強を通じて日本のことについて
様々なことを理解できるようになったことが
一番の収穫だったと思います。
同時に日本のことが好きになったきっかけにもなりました。

その時の勉強の成果もあり、オランダ留学の際にも、
現在のドイツでも、日本のことについて質問を受けると、
自信を持って日本のことについて話をすることができるようになりました。

以前もお話をしましたが、あなたが日本から一歩外に出ると
あなたは日本人として見られます。
その際には今まで考えもしなかった質問を受ける場合があります。
その一つをご紹介しましょう。

「どうして日本では家に入るときに靴を脱ぐの?」

この質問に対して、あなたはどう説明しますか?
勿論日本語で構いませんので、考えてみてくださいね。


最後までお読みいただきありがとうございます。
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今後の参考とさせていただきます。
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日本に関する話題を英語で学ぶ番組がスタート!

「英語のレベルに関わらず知っておいて欲しいこと(話題編)」 で
日本に関する話題(歴史、文化、習慣、食事、経済など)について
勉強することをお勧めしました。

「気楽に日本に関する話題を英語で学ぶことができないかな?」
そう思われている方に朗報です。

4月からNHKテレビでトラッドジャパンという番組がスタートしました。
この番組を担当しているのが、通訳案内士に加え、
1986年、1992年英検1級成績優秀賞の江口裕之さん
私も通訳案内士の試験勉強中にお世話になりました。

今でも実感するのですが、
外国のことについて日本語で説明されたものは多いのですが、
逆に日本のことを外国語で説明されたものは圧倒的に少ないです。
そのような状況で日本に関する話題を英語で勉強ができる
トラッドジャパン」は非常に貴重な番組だと言えます。

また20分も時間がとれないというあなたには、
トラッドジャパンのエッセンスを5分にまとめた
トラッドジャパン・ミニもあります。

あなたの興味に合わせて、一度確認してみて下さいね。


最後までお読みいただきありがとうございます。
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よろしくお願い申し上げます。

2009年4月10日金曜日

NHKラジオ語学講座がさらに勉強しやすく!

以前外国語を初めて勉強する方のお勧めの教材として、
NHKのラジオ講座をお勧めしました。
既に本放送が始まっていますが、
始めている方はどのくらいいらっしゃいますか?

「NHKのラジオ講座は聴きたいんだけど、
放送時間がどうしても合わなくて・・・」

そういう方に朗報です。

今年の4月からラジオで放送された講座内容を、
1週間遅れでNHKラジオのホームページから

インターネットで聴くことができるようになりました。

NHKラジオのホームページはこちらから。

昨年も「ラジオ英会話」と「実践ビジネス英語」は
聴くことができていたのですが、
本年度からは英語を始め、中国語、フランス語、イタリア語、
ハングル(韓国語)、ドイツ語、スペイン語も対象となりました。

対象となる講座は以下の通りです。
  • 基礎英語1
  • 基礎英語2
  • 基礎英語3
  • チャロの英語実力講座
  • 英語5分間トレーニング
  • ラジオ英会話
  • 入門ビジネス英語
  • 実践ビジネス英語
  • まいにち中国語
  • まいにちフランス語
  • まいにちイタリア語
  • まいにちハングル講座
  • まいにちドイツ語
  • まいにちスペイン語
いずれも本放送の翌週月曜午前10:00から
1週間掲載するようです。

なかなか放送を聴く時間がとれない方にも、
私のように海外に住んでいて
NHKラジオを聴くことができない方にもお勧めです。

これで今まで忙しくてラジオ講座を聴く暇がなかった方や、
ゴールデンウィークなど長期の休みで放送を聞き逃し、
内容について行けなかった方はこれで取り戻せますね。(笑)

4月からの講座をまだ聴いていない、または聴き逃したという方へも
朗報があります。
今週末までは第1回目の放送から聴くことができます。
ですから、最初の放送を聴き逃したあなたにも、チャンスはまだあるのです。
しかもインターネットに接続できる環境であれば、費用は無料です。

これを機に皆さんも新たな一歩を踏み出してみませんか?

再度、NHKラジオのホームページのリンクはこちらです。
http://www.nhk.or.jp/gogaku/radio.html


最後までお読みいただきありがとうございます。
ご質問やご意見、ご感想があれば、
読者登録をしていただき、コメントをいただけると幸いです。
今後の参考とさせていただきます。
よろしくお願い申し上げます。

2009年4月8日水曜日

外国語学習でよく言われることについて(その4)

今回は外国語学習でよく言われることについてのその4です。
※過去の「外国語学習でよく言われることについて」は
その1 その2 その3

今回は

「外国語の勉強には特別な才能が必要だ」

というものです。

私の意見は
「外国語の習得は誰にでもできる。
外国語を勉強してどうしたいのかという具体的な目標が必要」

と思います。

考えてみてください。
少なくとも今あなたがこのブログを読んでいるということは、
日本語については読み書きができているということですよね?
お伺いしたいのですが、あなたが日本語がわかるのは、
あなたにもともと日本語の才能があったからでしょうか?

そうではないですよね。
ほとんどの方が日本で生まれ育って、
日本語を耳にしたり口にする機会を経て、
何度も間違えながら覚えた結果が
今の状況になっていますよね?

外国語も全く同じです。
英語圏の人が英語ができるのは、
そこで生まれ育った人は年齢分、
移民の場合は学習期間中、
英語を何度も間違えながら
覚えて言っているからです。

確かに外国語のコツをうまくつかんで、
比較的短期間で習得している人がいるのは確かですし、
1つの外国語がある程度できるようになれば、
他の外国語についても比較的学習しやすい場合もあるでしょう。
そうだとしても、外国語のコツをつかんだ人が、
1,2週間ですべてできるようになることはありません。
少なくとも効率的に学習を進められるというだけです。

外国語のコツをつかんだ人は、
母国語や他の外国語との類似点や相違点を見つけるなどして、
自分がどうすれば勉強を続けやすくなるのかを知っているのです。
それがわかれば、飽きずに勉強をすることができるようになります。
だからこそ、外国語を使って何をしたいのかが必要不可欠なのです。

もしかしたら時間がかかるかもしれません。
それでも諦めずに続けられれば
必ずあなたは外国語を習得することができます。
ぜひ楽しんでくださいね。

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2009年4月7日火曜日

(お知らせ)若干変更しました

いつも本ブログをご覧いただきありがとうございます。

多くの方に読んでいただき、ご意見やご感想も多数いただきました。
ありがとうございます。

ご意見を元にして、投稿内容の表現や改行の位置などを変更しました。
これで少しは読みやすくなったでしょうか?(笑)

今後とも皆様からのご意見やご感想をお待ちしております。