今回は私がなぜ通訳案内士の勉強をしようと思ったのかについて
ご紹介しましょう。
私が大学2年の時、横浜商工会議所主催の
「スマイリング・プロジェクト」という
アジア太平洋地域の大学生や20代前半の人たちを対象にした
国際交流プログラムに参加する機会がありました。
その際にインドから来た大学生が自分の国のことを
誇らしげに説明している姿に
私は「うらやましいなぁ・・・」と心を打たれました。
次は私が日本について説明する番でした。
参加者の中でも比較的英語ができていたためです。
最初は「ある程度英語ができているから何とかなるだろう」と
高をくくっていました。
ところがいざ話を始めようとしたときに、「日本は・・・」と言った後、
頭の中が真っ白になり、何も言えませんでした。
恥ずかしさや悔しさを感じながら、
すごすご退散したことを今でも覚えています。
それまで「英語さえできれば何とかなる」と思っていた私にとっては
非常にショッキングな出来事でした。
この出来事を通じて、「外国語を有効に使うには、
外国語の勉強に加えて、
話す内容のバリエーションを増やすことが大切」だと
思うようになりました。
同時に「日本人で日本で生まれ育ったのにもかかわらず、
実は日本のことを何も知らない」と気がついたのもこのときです。
ちょうど英語学科にいたということもあり、
せっかく勉強するなら将来の就職にも役立つことをしようと思い、
通訳案内士の資格を取ることを決意しました。
通訳案内士に合格したときは勿論うれしかったのですが、
合格自体よりも勉強を通じて日本のことについて
様々なことを理解できるようになったことが
一番の収穫だったと思います。
同時に日本のことが好きになったきっかけにもなりました。
その時の勉強の成果もあり、オランダ留学の際にも、
現在のドイツでも、日本のことについて質問を受けると、
自信を持って日本のことについて話をすることができるようになりました。
以前もお話をしましたが、あなたが日本から一歩外に出ると
あなたは日本人として見られます。
その際には今まで考えもしなかった質問を受ける場合があります。
その一つをご紹介しましょう。
「どうして日本では家に入るときに靴を脱ぐの?」
この質問に対して、あなたはどう説明しますか?
勿論日本語で構いませんので、考えてみてくださいね。
最後までお読みいただきありがとうございます。
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