2009年9月7日月曜日

あなたにぴったりの外国語探しをしませんか? ~10/17 外国語探しワークショップ開催のお知らせ~

ここ最近、特に2000年を過ぎてから、外国語を勉強する人が
多くなっています。
外国語を勉強するために、外国語学校に通ったり、本やCDを購入したり、
留学したりする方も増えているようです。
その結果、海外で活躍する日本人の方も増えてきたように思えます。

その一方でこのような思いをされている方もいらっしゃるのでは
ないでしょうか?
  • 何か外国語を勉強したいと思うのに、
    どの外国語がいいのかがわからない。
  • いざ外国語の勉強を始めてみると、
    すぐに飽きてやめてしまう。
  • いろいろな本や教材を使っているのに、
    どれも身についていない気がする。
  • 長いこと外国語を勉強しているのに、
    なかなかできるようになったという実感がない。
  • いろいろな外国語に挑戦しても、
    いつも中途半端なところでやめてしまう。

日本で生まれ育って、30代でオランダにMBA留学し、
卒業後ヨーロッパで仕事をしている
Language Matchmaker(外国語の仲人)かんざきが、
あなたにぴったりの外国語探しをお手伝いするため、
10月17日(土)に一時帰国をし、セミナーを開催することになりました。

このセミナーで触れる主な内容は以下の通りです。
  • あなたにとって本当に必要なことは何か?
  • あなたにとって本当に必要な外国語は何か?
  • 効果的な外国語学習の進め方は何か?
  • 外国語学習を妨げる要素とその対策とは何か?
  • 本当の国際化とは何か?

尚、以下のような方にはお勧めしません。
  • 外国語を習得しようという意欲がないなど、冷やかし半分の方。
  • 自分で行動を起こさない方。
  • 短期間(3ヶ月未満)で外国語を習得したいと考えている方。
  • 中学、高校、大学など学校や受験での外国語試験対策を
    狙っている方。
  • 資格試験での外国語の試験の点数アップまたは合格を
    狙っている方。

詳細は以下の通りです。

日時:10月17日(土)14:00~16:30
場所:東京ウィメンズプラザ 第2会議室A
〒150-0001 東京都渋谷区神宮前5-53-67
(会場までの地図はこちらをご参照下さい)
金額:10,000円

今回お申し込みをいただいたあなたに、感謝の気持ちを込めて、
以下の特典をおつけします。

特典1:9月30日までにお申し込みの方は、
セミナー代金を半額(5,000円)に。

早めに行動をとっていただいたあなたへの特典として、
9月30日までにセミナーをお申し込みいただいた方には
通常価格の半額(5,000円)でご受講いただけます。

特典2:2人以上まとめて参加の場合は
2人目からさらに1,000円引き

このセミナーはご家族でもご参加いただける内容となっています。
ご家族やお友達を大切にされるあなたに、2人以上まとめて参加の場合は
2人目からさらに1,000円引きとさせていただきます。
特典1と合わせると、通常2人参加で20,000円のところ、
9,000円でご受講いただけます。

特典3:e-book「外国語学習に関するウソ?ホント!」を
無料でプレゼント。

外国語学習についていろいろと言われている噂について
まとめたものです。
申し込み後、別途メールでお送りします。

特典4:内容にご満足いただけなかった場合、
セミナー後30日以内の返金保証。

本セミナーはあなたにご満足いただけるものだと確信していますが、
万が一、セミナーの内容にご満足いただけなかった場合は
セミナー終了後30日以内にご連絡をいただければ、
全額お返しいたします。
(ただし、返金目当てでのお申し込みはご遠慮下さい)

お申し込みはこちらからどうぞ。

それでは多くの方のご参加を心よりお待ちしております!!

Language Matchmaker(外国語の仲人) かんざき

2009年6月23日火曜日

海外にいる日本人の方へ

今回は海外で生活をしている日本人として
私の自省も含めて、同じく海外にいる日本人に対して
思うことを書かせていただきます。

現在海外で生活していて感じることですが、
外国語を駆使して世界中で活躍する日本人が増えたことは
非常に喜ばしいことです。

ところが、未だに多くの日本人の方が、
日本人同士で固まって海外の悪口や愚痴を言っている光景を見ると、
正直な話、同じ日本人として恥ずかしく思います。
それは、相手のことを理解しようという意識が欠けているためです。

「○○人はこっちのいいたいことをわかってくれない」
「だから○○人はだめなんだ」
というような話をよく耳にします。

これらは間違いなく
日本語で話ができるという安心感から出ていると思いますし、
そのような息抜きが必要なのもわかります。

私が大切だと思うのは、外国語ができるかどうかよりも
ある人があなたが予想していない行動や発言をしたときに
なぜそのような行動や発言をしたのかを受け入れる器があるか
という点です。

先ほどの「○○人はわかっちゃいない」という点については、
○○人はあなたとは別の考え方を持っているかもしれませんし、
あなたの説明が足りないのかもしれません。
またはその人が過去に嫌な体験をし、
それを回避するための行動をとっているのかもしれません。

また、こちらが「○○人はわかっちゃいない」という態度をとると、
相手も「だから日本人はわかっちゃいない」という態度をとります。
ハムラビ法典ではありませんが「目には目を、歯には歯を」ということです。

これは日本人同士で話をしていても同じだと思います。
以前私自身が錯覚していたのですが、
同じ日本人同士だと相手はあなたと同じ考えだと
思い込んでいたときがありました。

ところが、実際には生まれ育った環境も違いますので、
考え方が違って当然ですよね?
日本人同士でもこのような状況ですから
外国人ではなおさらです。

だからこそ相手のことを理解すると同時に、
あなたのことを相手に理解してもらうことが必要になります。
ほとんどの場合そのバランスが著しく欠けていることが多いのです。

勿論、外国語ができるようになれば、
より多くのことを意見交換できるようになるでしょう。
ところが、あなたが「相手のことをもっとよく知ろう」と思わない限り、
いくら外国語ができたとしても、
表面的なつきあいで終わってしまうでしょう。

あなたが意識しているかどうかに関わらず、
相手はあなたのことを日本人代表として見ています。
だからこそあなたから相手に一歩近づいて、
相手のことに興味を持ってみて下さい。
そのようなやりとりの中でお互いが抱えている誤解を解くことができ、
次回からはお互いに気持ちよく協力しあうことができるでしょう。


最後までお読みいただきありがとうございます。
ご質問やご意見、ご感想があれば、
読者登録をしていただき、コメントをいただけると幸いです。
今後の参考とさせていただきます。
よろしくお願い申し上げます

2009年6月16日火曜日

英検を受験された方、お疲れ様でした

またもや更新が遅くなりました。

先日6月14日日曜日は英検がありましたね。
今回受験された方はお疲れ様でした。
手応えはいかがでしたか?

新型インフルエンザの影響もあって、
受験を次回以降に延期された方もいらっしゃったようですね。

さて、既にご存じの方もいらっしゃると思いますが、
今回の英検の解答速報が、
英検のウェブサイトに掲載されています。
詳細はこちらをご覧下さい。

自信がある方もない方もぜひ自己採点をして、
何割程度点数がとれているのかを確認してみて下さい。
特に3級以上を受験された方は2次試験もありますので、
級にもよりますが、満点の65%から70%ほどとれていたら、
すぐに2次試験の準備を始められることをお勧めします。
もしぎりぎりの方は年によって合格ラインになる場合もありますので、
ボーダーラインの方も2次試験の準備を始められるといいと思います。

対策についてもお話ししたいのですが、
受験する級により問題傾向が異なりますので、
また別の機会にでもご紹介しますね。

英検を受験される方のご検討をお祈りしています。

最後までお読みいただきありがとうございます。
ご質問やご意見、ご感想があれば、
読者登録をしていただき、コメントをいただけると幸いです。
今後の参考とさせていただきます。
よろしくお願い申し上げます

2009年6月7日日曜日

外国語学習でよく言われることについて(その9)

今回は「外国語学習でよく言われることについて(その9)」を
お送りします。

※過去の「外国語学習でよく言われることについて」はこちらから
その1 その2 その3 その4 その5 その6 その7 その8

今回はヒアリング(聞き取り)に関してよく言われることですが、
「ヒアリングをのばすためには、耳を鍛えることが大切。
とにかく自然なスピードのものを何度も聞いて

音に慣れることが大切だ。」
というものです。

確かにいくら授業や独学で外国語を勉強して、
現地に行って話を聞くと、とても早く聞こえますので
この考えは正しそうに聞こえます。

このことに関する私の考えは、以下の通りです。
  1. ヒアリング(聞き取り)が難しく感じる原因のほとんどは
    音に関係ない部分にある。(実は耳の問題ではない。)
  2. 音に関係する部分も、一度コツをつかんだ上で
    繰り返し聴けば、ヒアリング(聞き取り)ができるようになる。
以下詳細をお伝えしますね。
  1. ヒアリング(聞き取り)が難しく感じる原因のほとんどは
    音に関係ない部分にある。
まず最初は、「ヒアリングが難しく感じる原因のほとんどは
音に関係ない部分にある」ということです。

「でも、本当に耳の問題じゃないの?」と思う方も
いらっしゃると思いますので、次の実験をしてみましょう。

皆さんのお手元にヒアリング教材の原稿を用意して下さい。
それでは始めますね。
  1. 音を聞くように、原稿を1回だけ止まらずに
    最後まで目を通して下さい

    (同じところを何度も読み返したりしないで読み進めて下さい)
  2. 最後まで行ったら、原稿を伏せて下さい。
  3. 何が書かれていたのかを説明してみて下さい。
いかがでしたか?
難しいと思われた方が多かったのではないでしょうか?

難しいと思う理由を挙げますと・・・
  • そもそも使われている語彙がわからない
  • 外国語の語順のままで理解できない
  • 理解しようとしている間に、次の内容が入ってきて
    焦って混乱する
ということです。
  • そもそも使われている語彙がわからない

    これはすぐにわかると思います。
    わからない語彙が出てくると、そこで止まってしまうのです。
    もしほとんどの語彙がわかっていれば、
    仮にわからない語彙が出てきたとしても、
    それまでの内容で推測することができますが、
    もしわからない語彙が大多数だと、
    全く何を言っているのかがわからなくなってしまいます。

    そのため、ある程度の年齢になってから
    外国語の学習を始める場合、

    全く意味のわからないものを聞き続けても
    「外国語の音に慣れる」という効果しかなく、
    外国語を聴いて理解できるようになるためには、
    今聴いていることの内容を一度は理解することが必要です。



  • 外国語の語順のままで理解できない

    これも非常に多いのですが、
    特に外国語を学校の授業で勉強した場合、
    和訳をすることに時間をかけていたと思います。
    そのため「すべて和訳をしないと不安」という方も
    いらっしゃると思います。

    勿論和訳をすることが前提であれば、
    非常に大切なことですが、
    通常外国語を使うことを考えると、
    正しく和訳をすることにとらわれ過ぎると、
    外国語の学習へは弊害
    となってしまいます。

    特に欧米諸国の外国語の場合には、
    日本語と語順が違うことが多いので、
    外国語の語順のままで理解ができるかどうかが
    大きなポイントとなります。


  • 理解しようとしている間に、次の内容が入ってきて
    焦って混乱する

    これは上記の2つをまとめたようなものですが、
    読んだり聴いたりして、理解するまでに時間がかかり、
    1つのことをまだ理解している最中に別の内容が入ってきて、
    焦って混乱してしまうということです。

    このためには、普段から読んだり聴いたりしたものを
    すぐに理解出来るように普段から訓練する必要があります。

    具体的な方法としては
    1. ヒアリング用の教材をディクテーション(書き取り)する。
    2. わからなかった語彙を辞書で確認する。
    3. ヒアリングの原稿と照らし合わせて確認する。
    4. 一度聴いただけで意味が即座に理解できるようになるまで
      同じヒアリングの音声を繰り返し聞く。

    これを繰り返せば、一度で即座に理解する癖がつきますので、
    さらに聞きやすく(または読みやすく)なります。
今回はヒアリング(聞き取り)に関してよく言われることについて述べ、
ヒアリング(聞き取り)が難しく感じる原因のほとんどは
音に関係ない部分にある
ことを主な原因を含めてお話ししました。
  • そもそも使われている語彙がわからない
  • 外国語の語順のままで理解できない
  • 理解しようとしている間に、次の内容が入ってきて
    焦って混乱する
これが克服できるだけでも、
あなたのヒアリング(聞き取り)力は飛躍的に向上するはずです。
ぜひ試してみて下さい。

上記の実験のように、読む場合には問題なく理解できるのに、
音声で聴くとわからないという場合になって初めて
「耳を鍛える必要がある」と言えます。
今回は長くなってしまいましたので、
音に関する部分については次回ご紹介しますね。


最後までお読みいただきありがとうございます。
ご質問やご意見、ご感想があれば、
読者登録をしていただき、コメントをいただけると幸いです。
今後の参考とさせていただきます。
よろしくお願い申し上げます

2009年6月3日水曜日

外国語学習でよく言われることについて(その8)

前回の更新から時間が空いてしまいましたが、
今回は外国語学習でよく言われることについて(その8)をお送りします。

※過去の「外国語学習でよく言われることについて」は
その1 その2 その3 その4 その5 その6 その7


今回のテーマは
外国語の学習で「読む」「書く」「聴く」「話す」の4つのうち
一番大切なのは「聴く」こと
というものです。

確かに子供が言葉を使えるようになる過程を考えると
この考えは正しいように思えますし、
従来学校の授業では文法や和訳が中心だったことへの反省を兼ねて
「聴く」ことの大切さが謳われるようになったのだと思います。

さて、この件に関する私の考えですが、
初心者の場合は「聴く」「話す」ことが一番大切
ある程度外国語が出来るようになったら
「読む」ことが一番大切
というものです。

以下、詳しく説明しますね。

まず最初に初心者の方の場合ですが、
初心者の方が外国語を勉強したいと思う理由のほとんどが、
「旅行に行ったときに話せるようになりたい」ということだと思います。
そのような状態では、まずは自分で話をして、
相手の話がわかるようになることが先決です。
さらに英語を学習しようと思っている方の場合は
学校で使う言葉として勉強していないため、
聴いたり話したりする経験が圧倒的に不足しています。
そのためにも、初心者の方の場合には
聴くことと話すことに重点を置くことが必要なのです。

その後、ある程度外国語ができるようになってきた方は、
外国語を使うことよりも、何を吸収し何を伝えるか
ポイント
となります。
最初はあなたが外国語ができるということで、
好意を持ってくれるかもしれませんが、
それに見合った内容や意見がなければ、
次第に「何を考えているのかがわからない」と不審に思われてしまい、
せっかく身につけた語学力も宝の持ち腐れとなってしまいます。
この点は私の過去の経験からも非常に大切だと思いますので、
強調させていただきます。
(私の経験に関するコラムはこちらをご参照下さい。)

そのためには、あなたがどのような目的で
外国語を勉強していたとしても、

書籍やホームページなどを読んで内容を理解し、
その内容に関してあなたの考えや意見をまとめることができれば、
日本語は勿論のこと、外国語でも相手に伝えることができます。
そうすれば、相手もあなたの考えや意見がわかるので、
より充実したコミュニケーションをとることができるようになるはずです。
そのためにも、ある程度外国語ができるようになったら、
読むことに力を入れることをお勧めします。

以上、今回は外国語学習でよく言われることについて(その8)と題し、
外国語の学習で「読む」「書く」「聴く」「話す」の4つのうち

一番大切なのは「聴く」ことと言われることについて
私の考えをお伝えしました。

繰り返しになりますが、
初心者の場合は「聴く、話す」ことが一番大切
ある程度外国語が出来るようになったら
「読む」ことが一番大切ということです。

ただし、どちらの場合も気をつけていただきたいのは、
どの外国語も言葉はそれぞれ関連していますので

先ほどお話しした「読む」「書く」「聴く」「話す」の
どれかに特化するのではなく、

それぞれバランスよく身につけることです。
そうすれば短期間で外国語を習得できるようになります。

最後までお読みいただきありがとうございます。
ご質問やご意見、ご感想があれば、
読者登録をしていただき、コメントをいただけると幸いです。
今後の参考とさせていただきます。
よろしくお願い申し上げます

2009年5月25日月曜日

英語学習のコツ(その2)

今回は英語学習のコツ(その2)をお送りします。

※過去の「英語学習のコツ」はこちらから。
その1

今回も大切なテーマです。

それは、

返り読みをせず、英語の語順の順番でそのまま理解する

ということです。

既にご存じの方もいらっしゃるかもしれませんが、
英語を使う上では非常に大切な項目になりますので
ここでご紹介しておきます。

今まで私たちが英語の授業では文章を和訳していたと思います。
英語を実際に使うことを考慮した場合、正しい日本語に直すのではなく、
英語の語順の順番でそのまま理解することが必要です。

例えばこのような文章があったとしましょう。

Mr. Tanaka said that he would be late for the meeting
for half an hour.

英語の授業ではこの文章を
「田中さんは(彼が)打ち合わせに30分遅れる予定だと言った。」と
正しい日本語の順番で訳すことを教えています。

勿論、最終的に日本語に訳す必要がある場合は別ですが、
そうでない場合はここまで訳す必要はないのです。

具体的には以下の通り意味の区切れごとに意味をとっていきます。

Mr. Tanaka said / that he would be late / for the meeting
/ for half an hour.
田中さんは言った / (彼が)遅れる / 打ち合わせに 
/ 30分

仮にこの日本語を見たとしても、意味としてはわかりますよね?

日本語と英語の特徴を比較すると、
日本語の場合は動詞が最後に来ますが、
英語は動詞が主語のすぐ後に来て、
それ以外は説明
ということです。

そのため英語を読むときにはいわゆる5W1H を考えながら読むと
答えが出てくるようになっています。

(5W1HとはWho[誰が]、What[何を]、When[いつ]、
Where[どこで]、Why[なぜ]、How[どのような手段で]の
それぞれの頭文字をとったものです)

Mr. Tanaka said / 田中さんは言った (何と言ったの?)
that he would be late / (彼が)遅れると (何に?)
for the meeting / 打ち合わせに (どのくらい遅れるの?)
for half an hour./ 30分

この習慣が身につくと、英語を読んだり聴いたりするのに
文章が終わるごとに意味を考える必要がなくなるので、
短時間で理解できるようになります。
ぜひ試してみて下さいね。


最後までお読みいただきありがとうございます。
ご質問やご意見、ご感想があれば、
読者登録をしていただき、コメントをいただけると幸いです。
今後の参考とさせていただきます。
よろしくお願い申し上げます

2009年5月18日月曜日

英語学習のコツ(その1)

今回は英語学習のコツと称して、
英語に特化したポイントをご紹介します。

今回は英語で聞き取れなかったときに
もう一度繰り返してもらいたい時に言い方をご紹介します。

「ああ、それなら知ってる。I beg your pardon?でしょ?」
「もっと簡単なのがあるよ。Pardon?とかSorry?だよね?」

はい、どちらも正解です。(笑)
ただ、いつもこの表現が使えるかどうかというと
実はそうでもないのです。

英会話の教材によっては
「わからないときにはPardon?と何回聴いてもいい」
と書いてある場合があります。

ところが、実際に3回以上Pardon?やSorry?を使うと、
Never mind. (気にしないで)とかForget it.(忘れて)と言われ、
違う話題に移ることになるでしょう。

今回はPardon?やSorry?よりも
より的確に答えを返してくれる方法

ご紹介しましょう。

もし、少し話をしただけであれば問題ないのですが、
相手が長く話をした後で、I beg your pardon?という言われると
相手もあなたがどこまでわかっていて、
どこからもう一度説明すればいいのかが
わからなくなってしまいます。

そこでお勧めしたいのが、
わからないところにwhat, who, where, whenなど
疑問詞を入れる
ということです。

例えば・・・
  • A: I'm going to Africa for a year. 
     (アフリカに1年行ってくるよ)
    B: You're going (to) where?
     (どこに行くって?)
    A:To Africa. I’d like to see wild animals.
     (アフリカだよ。野生の動物を見たいんだ。)

  • A: I met Bill Clinton yesterday.
     (昨日ビル・クリントンに会ったよ。)
    B: You met who(m)?
     (誰に会ったって?)
    A: Bill Clinton, a former US president.
     (ビル・クリントン、アメリカ元大統領だよ。)

  • A: I found a diamond ring on the street.
     (道端でダイアの指輪を見つけたわ。)
    B: You found what?
     (何を見つけたって?)
    A: A diamond ring. I 'm gonna (= going to) take it to the police.
     (ダイアの指輪よ。警察に届けようと思って。)

  • A: I'm going back to my home country in 3 months.
     (3ヵ月以内に母国に帰るんだ)
    B: You're going back when?
     (いつ戻るって?)
    A: In 3 months. I'm planning to start a new business there.
     (3ヶ月以内に。事業を始めるつもりなんだ。)
文法的には必ずしも正しくないかもしれませんが、
文章の途中にwhat, who, where, whenなど疑問詞を入れれば、
相手もあなたがどこまでわかっているのかがわかるので、
わからないところをピンポイントで教えてもらうことができます。
ぜひあなたも試してみてくださいね。


最後までお読みいただきありがとうございます。
ご質問やご意見、ご感想があれば、
読者登録をしていただき、 コメントをいただけると幸いです。
今後の参考とさせていただきます。
よろしくお願い申し上げます。

2009年5月10日日曜日

外国語学習でよく言われることについて(その7)

今回は外国語学習でよく言われることについて(その7)をお送りします。

※過去の「外国語学習でよく言われることについて」は
その1 その2 その3 その4 その5 その6 

前回その6で、片言で外国語を話せればいいなら、
細かい文法を覚えるよりも表現を覚えることが先で、中級レベル以上を目指しているなら
文法の学習は絶対に必要だとお話ししました。

今回は中級レベル以上を目指しているあなたに、
文法を学習するときのポイントをご紹介しましょう。

最初にあなたに考えていただきたいのですが、
そもそも文法とは何でしょうか?
そしてなぜ文法の勉強は必要なのでしょうか?
3分ほど時間をとって考えてみて下さいね。

いかがでしたか?
文法はその外国語で文章の読み、書き、聴き、話しに
必要なルールをまとめたものです。
ですので、丸暗記をするのではなく、
どのようなときに使うのかを体系立てて理解することをお勧めします。

もしあなたが学生時代に文法が苦手だったとしたら、
「よくわからないけれどとにかく試験に出るから丸暗記しておこう」と思って
頭に詰め込んでいませんでしたか?
そして時間が経つとその内容をすっかり忘れていて、
「自分には才能がない」と思って
諦めてしまった人も多いのではないでしょうか。

文法の勉強をするポイントは以下の4点です。
  1. 文法用語を覚えるよりも、
    どのような場面で使うと便利なのかを中心に
    体系的に理解する。
  2. 例文は実際の場面で使う可能性が高いものを使う。
  3. できる限り音声付きの教材を使い、
    リスニング、スピーキングなどに対応できるようにする。
  4. 文法は文法書で勉強せずに、
    例文や練習問題が多いものを利用する。
それでは各項目についてご紹介します。

  1. 文法用語を覚えるよりも、
    どのような場面で使うと便利なのかを中心に
    体系的に理解する。


    最初は文法用語を覚えるよりも、
    どのような場面で使うと便利なのかを理解することです。

    私が学生時代に塾講師で英語を教えていたときに、
    そこでおもしろいことに気がつきました。
    英語が苦手な人ほど、文法用語を覚えることで
    手一杯になっている人が多い
    のです。

    例えば英語の苦手な人ほど
    「現在完了形はhave+過去分詞で完了・結果・経験・継続を表す」
    のように文法書に書かれている内容については
    細かいところまで覚えているのですが、
    「完了・結果・経験・継続ってどういうこと?」と聴いてみると、
    実はよくわかっていないという例を多く見かけました。

    そこで、私は文法用語を使う代わりに、
    どのような時に使うのかを説明しました。
    例えば「現在完了形は前の状態が今も続いているという
    時間の幅を表したもの
    で、
    『~が終わっている』、『~をしたことがある』、
    『~をしてから(時間)が経つ』という意味で使うと便利」

    このような理解をすれば、文法もそれほど難しくないことが
    おわかりいただけると思います。

  2. 実際の場面で使う可能性が高い例文を使う。

    2番目は実際の場面で使う可能性が高い例文を使うことです。

    これは非常に不思議なのですが、
    日本で出版されている文法書を見ると
    仮定法過去(これも不思議ないい方ですが(笑))で
    よく使われる例文があります。

    If I were a bird, I would fly to you.
    (もし私が鳥だったら、あなたのところに飛んでいくのに・・・)
    I wish (that) I were a bird.
    (私が鳥だったらなぁ・・・)

    この文章自体は悪くはないのですが、
    あまりにも文学的なイメージが強く、
    実際に使うイメージを持つのが
    難しいのではないでしょうか。

    私だったら、こういう文章を使います。

    If I had more time, I could complete this task by the deadline.
    (もっと時間があったら、
    この仕事を期限までに片付けられたのに・・・)
    I wish (that) I had a girl friend. /
    I wish (that) I had a boy friend.

    (彼女がいたらなぁ・・・/彼氏がいたらなぁ・・・)

    このように実際に使う可能性の高い例文を使えば、
    文法に対するアレルギーが
    少しは和らいでくるのではないでしょうか。

  3. できる限り音声付きの教材を使い、
    リスニング、スピーキングなどに対応できるようにする。

    3番目はできる限り音声付きの教材を使い、
    リスニング、スピーキングなどに対応できるようにする
    ということです。

    外国語学習のコツ(その4)でもお話ししましたが、
    文法を単独で勉強するよりも、
    音声付きの教材を使って、
    テキストを見ずに文章を書き取ってみる、
    文章を音声に合わせて発音してみるなど、
    1つの教材で多くのことができると、
    より立体的に理解できるようになります。

  4. 文法は文法書で勉強せずに、
    例文や練習問題が多い問題集を利用する。


    あなたが言語学者になりたいのであれば話は別ですが、
    もし外国語を使うことが目的で文法を勉強するのであれば、
    文法書を利用するのではなく、
    例文や練習問題が多い問題集を利用することです。

    またその問題集で答え合わせをするときも、
    ただ単に正しいか間違えているかを確認するのではなく、
    「なぜその答えになるのか」を考えることが大切です。

    英文法の学習にご興味のある方は
    森一郎氏著『試験にでる英文法』(青春出版社)
    をお勧めします。

    ご存じの方もいらっしゃると思いますが、
    元々この本は大学受験用の本です。
    「えっ、大学受験用の教材を使うなんて・・・」と
    毛嫌いされる方もいらっしゃるかもしれませんが、
    既に英語のレベルが中級以上の方でも
    英文法に関しては暗記に頼ってきた方も多いと思います。
    そのような方にこそ『試験にでる英文法』を使っていただき、
    体系的に英文法を学習されることをお勧めします。
    通常英語を使う環境で必要な英文法については
    この本1冊にすべて網羅されています。

    この本の使い方は、各項目の初めにある練習問題を解き、
    なぜその答えになるのかを考えます。
    次に解説を読み、答えに行き着いたプロセスを確認してみましょう。

    残念ながらこの本にはCDなど音声がついていませんが、
    内容は非常にいいのでお勧めします。
以上、今回は中級レベル以上を目指しているあなたに、
文法を学習するときのポイントをご紹介しました。
具体的なポイントとしては・・・

  1. 文法用語を覚えるよりも、
    どのような場面で使うと便利なのかを中心に
    体系的に理解する。
  2. 例文は実際の場面で使う可能性が高いものを使う。
  3. できる限り音声付きの教材を使い、
    リスニング、スピーキングなどに対応できるようにする。
  4. 文法は文法書で勉強せずに、
    例文や練習問題が多いものを利用する。
ぜひ参考にしてみて下さいね。

最後までお読みいただきありがとうございます。
ご質問やご意見、ご感想があれば、
読者登録をしていただき、コメントをいただけると幸いです。
今後の参考とさせていただきます。
よろしくお願い申し上げます

2009年5月7日木曜日

外国語学習でよく言われることについて(その6)

今回は外国語学習でよく言われることについて(その6)をお送りします。

※過去の「外国語学習でよく言われることについて」は
その1 その2 その3 その4 その5

今回の話題は

外国語学習に文法はいらない

というものです。

この件に関する私の意見は
片言で外国語を話せればいいなら、
細かい文法を覚えるよりも表現を覚えることが先で、
中級レベル以上を目指しているなら
文法の学習は絶対に必要だと思います。

まずあなたが初心者で、取り急ぎ片言でもいいから
外国語を使えるようになりたい場合は、
「なぜこういう構造になるのだろう」と考える前に
表現自体を覚えてしまった方がいいと思います。

それでは皆さんも次の文章を英語(または興味のある外国語)で
何というか口に出してみて下さい。
  • 私はそう言う。
  • 彼はそう言う。
  • 私はそう言った。
  • 彼はそう言った。
いかがでしたか?英語の回答例は以下の通りです。
  • I say so.
  • He says so.
  • I said so.
  • He said so.
※saysとsaidの発音に気をつけましょう。
sayは[sei]、saysは[sez]([seiz]ではありません)
saidは[sed]([seid]ではありません)となります。

たまに「どうしてsayの過去形がsayedではなくてsaidなの?」とか
「どうして彼や彼女が主語になったときには
saysとsをつけないといけないの?」などと
質問を受けることがあります。

どちらの質問もなるほどとは思いますが、
片言で外国語が話せればいいという段階であれば、
難しいことを考えずに、そのまま素直に表現を覚えて、
使えるようになることが
先決だと思います。

もしその後でどうしても気になるなら
勿論調べてもいいとは思いますが、
文法はその外国語を使う際の原則的なルールをまとめたもので、
必ずしもあなたの疑問に答えてくれるとは限りません。

ですので、文法上の疑問点が解決してから先に進もうとは思わず、
その表現を使えることを目的にしてみて下さい。

今回は少し長くなってしまったので、
中級レベル以上を目指す方の文法の学習方法については
次回お話ししますね。


最後までお読みいただきありがとうございます。
ご質問やご意見、ご感想があれば、
読者登録をしていただき、コメントをいただけると幸いです。
今後の参考とさせていただきます。
よろしくお願い申し上げます

2009年5月6日水曜日

外国語学習のコツ(その6)

今回は外国語学習のコツ(その6)をお送りします。

※過去の外国語学習のコツはこちらから
その1 その2 その3 その4 その5


今回は外国語の初級レベルのあなたへのアドバイスです。

それは・・・

初級レベルでも語彙数を制限しすぎず、
普段よく使う単語や熟語(イディオム)を覚える

ということです。

「でも簡単なことを言おうとしてもまだ難しいのに・・・。
語彙数を制限しなくていいの?」
「難しい単語を覚えるよりも、易しい単語を組み合わせた
熟語(イディオム)を覚えた方がいいと聴いたけれど・・・。」

そう思った人も多いと思います。

確かに、どの外国語も日常よく使われる言葉は
2000語から3000語を知っていれば十分
と言われています。

また最近ではイージーリーダーと題して、
ペーパーバックなどの洋書で
語数制限したものが数多く出ているようです。

私個人の意見としては、
外国語の文章を読む自信をつけるという意味では
この教材は使えると思いますが、
そこで使われている語彙が自然かといわれると
正直なところ疑問です。
語彙数を制限することにより、普段はあまり使わないような
熟語(イディオム)になることもあり得るからです。

一つ例を挙げましょう。
英語を勉強されている方へ質問です。
「翻訳する」というのを英語では何と言うでしょうか?
できれば単語と熟語(イディオム)で答えて下さい。

いかがでしたか?
正解は単語は"translate"、熟語は"put into"です。
学校ではこのように教わりました。

ところで、put intoという熟語ですが、
元々「AをBの中に置く」という意味から
「AをBに置き換える」という意味になり、
そこから「AをBに翻訳する」という意味になっています。

以前、私が高校時代に学校にいた外国人の先生に
I need to put this English book into Japanese for my friend.
(友達のために、この英語の本を日本語に「置き換え」ないと。)
と話したところ、
Oh, you mean "translate” (ああ、「翻訳する」ってことね。)
と直されました。

つまり、意味としてはわからなくはないようですが、
一つの単語でより的確に表す語がある場合には、
そちらの語の方が優先されるようです。
今回の例のようにtranslateという簡潔な言葉がある場合に
put intoという言葉を使うと、幼稚に聞こえるとも言われました。

英語では確かにlook for(~を探す), look into(~を調べる),
look out for (~に注意する)など
熟語(イディオム)は非常に大切な要素です。
ところが、先ほどのput intoのように
実際にはほとんど使われない例もありますので、
語数制限をせずに、自然によく出てくる言葉から
積極的に覚えることをお勧めします。

今回は初級レベルでも語彙数を制限しすぎず、
普段よく使う単語や熟語(イディオム)を覚える
という点をご紹介しました。

特にあなたが好きな内容に関する単語であれば、
覚える必要がある単語や熟語(イディオム)も
さらに限られてきますので、
ますます無駄のない学習が出来ます。
ぜひ試してみて下さいね。


最後までお読みいただきありがとうございます。
ご質問やご意見、ご感想があれば、
読者登録をしていただき、コメントをいただけると幸いです。
今後の参考とさせていただきます。
よろしくお願い申し上げます

2009年5月5日火曜日

NHKラジオ講座で効率的に勉強するコツ(その2)

今回はNHKラジオ講座で効率的に学習するコツ(その2)をお送りします。

さて、前回NHKラジオ講座で効率的に学習するコツ(その1)
ご紹介しましたが、その後学習は順調に進んでいますか?

「ゴールデンウィークで外出していたから、
放送を聴くのがおっくうになって・・・」

そのようなあなたは、こちらで学習方法を再確認してから、
NHKラジオ講座のウェブサイトへ!!(笑)

さて、今回はさらに一歩進んだ講座の使い方をご紹介します。
既にある程度外国語を勉強しているあなたの場合、
NHKラジオの外国語講座の内容が易しすぎると感じるかもしれません。

そういう方にお勧めの方法があります。

それは・・・

テキストを一切見ないで放送を聴く

ということです。

すなわち、本文を聴くときを始めとして、
発音練習、練習問題など
聴いたものだけを元にして
口に出してみる
のです。
さらに余力があれば、本文をディクテーション(書き取り)し、
放送終了後にテキストを開いて確認するのもお勧めです。

既にお気づきの方もいらっしゃるかもしれませんが、
音だけで聴いてみると聞き取れないことが、
文字で見ると「えっ、こんなに簡単なことだったの?」
と思うこともあります。

その1でもお話ししましたが、ここで特に大切なことは、
発音練習や練習問題の時に
毎回必ず声に出して練習するということです。

突然ですが、あなたが何か新しく運動を始めるところを
イメージしてみて下さい。
あなたはコーチからいろいろと説明を受けています。
さて、説明を受けただけで、あなたはその運動を
始めることができるでしょうか?
勿論、これだけではできませんよね。
実際に体を動かしてみて、初めてできるようになりますよね。

外国語の勉強も同じです。
口に出して発音練習をするというのは、
「外国語を聴き、口に出して、さらにその音を聴く」
というように、耳と口を筋トレしているようなものです。
ですので、ここは手を抜かずに
必ず声に出して練習して下さいね。


最後までお読みいただきありがとうございます。
ご質問やご意見、ご感想があれば、
読者登録をしていただき、コメントをいただけると幸いです。
今後の参考とさせていただきます。
よろしくお願い申し上げます

2009年5月4日月曜日

外国語学習でよく言われることについて(その5)

今回は外国語学習でよく言われることについて(その5)をお送りします。
※過去の「外国語学習でよく言われることについて」は
その1 その2 その3 その4

先日外国語学習でよく言われることについて(その1)
初心者には外国語学校をお勧めしないとお話ししました。
その理由は学習時間と費用対効果の面で、非常に割高になるためです。

とはいうものの、「外国語学校に通いたい」という方も
いらっしゃると思いますので、
今回は外国語学校を選ぶ際のポイントをお知らせします。

  1. 先生が外国人だった場合、あなたが外国語で質問ができ、
    その答えを理解できるか。

    「先生が全員ネイティブスピーカー(通常外国語を話す人)」を
    売りにしている外国語学校は非常に多いですよね。

    ところが、あなたが全く初心者だった場合に、
    すべて外国語だけの授業を受けたとしても、
    何を勉強したのかがわからなくなってしまい、
    ほとんど授業を受けた意味がなくなってしまいます。

    確かに母国語を習得したときのように
    外国語を学ぶべきという話は一理ありますが、
    母国語を習得するのと大きく違う点は、
    母国語のように外国語を一日中耳にしていない
    ということが挙げられます。

    ましてや週に1回か2回の授業でできるようになるためには、
    最低限何について話をしているのかが理解できるかどうか
    ポイントとなります。

    そのため、先生がネイティブスピーカーの場合には、
    あなたがその外国語で質問ができ、
    その返答を外国語で理解できるかがポイントとなります。

    それが難しい場合には、日本語や
    あなたが既に知っている外国語を話す
    バイリンガル(2カ国語を話す)
    またはそれ以上の先生に教えてもらい、
    適宜説明してもらうことが必要です。


  2. 先生が日本語など外国語を習得した経験があるか。

    ネイティブスピーカーは確かに外国語を話すプロですが、
    必ずしも教えるのがうまいとは限りません。
    それは私たちが日本語を話すことができたとしても、
    必ずしも的確に日本語を教えることができないのと同じです。

    熱心に指導してくれるネイティブスピーカーの先生もいますが、
    残念ながら現実問題として、息抜きもかねて日本に行き、
    数年外国語教師として働いた後、
    履歴書に「日本で仕事をしたことがある」と書けるいう理由で
    外国語学校で働いている人がいるのも現実です。

    様々なトレーニングを受けているかもしれませんが、
    本気で外国語を話せるようになってほしいと思う
    先生にあたるかどうかは、正直なところわかりません。

    そこで、効果的な確認方法としては、その先生に
    次の質問をしてみてください。

    • 今までに日本語を含め外国語を勉強し、
      習得したことがあるか。
    • レベルはどのくらいか。
    • 外国語を教えて何年になるのか。

    もしその先生がすでに外国語をマスターしていれば、
    学習者がどこでつまずくのかがわかるため、
    より適切に教えてもらうことができます。


  3. 個人レッスンまたは1クラスが3人までになっているか。

    通常1クラスは45分となっています。
    生徒3人と先生1人が均等に話をしたとしても、
    1人あたりが実際に話す時間は10分ほどです。
    1クラスの生徒数が多くなれば、
    その分話す時間も短くなります。
    知り合いを作るために外国語学校に通う場合は別ですが(笑)、
    外国語を真剣に習得したいと思っている場合には、
    3人以下のクラスにすることをお勧めします。


  4. あなたが目標としているレベルや内容に合っているか。

    授業のレベルが高すぎると、
    授業に出ても何をしているのかが全くわからなくなり、
    逆にレベルが低すぎると、つまらなくなり飽きてくるので、
    続かなくなるか、「せっかくお金を払ったのだから」と
    無理して授業に出続けることになります。
    申し込みをする前に、体験授業などに参加し、
    予算や内容が見合っているかを再確認しておきましょう。


  5. 金額は手頃か。

    1回当たりの授業料は3000円から5000円となっています。
    上記と同様に、申し込みをする前に、体験授業などに参加し、
    予算や内容が見合っているかを再確認しておきましょう。


  6. 出席できなかった場合のフォローアップはどうなっているか。

    授業が毎週○曜日○時から○時までと決まっている場合、
    特に日中お仕事をされている方は
    急用で授業に出席できないことがあると思います。
    そのような場合に、授業の振替ができるか、
    授業を録音(または録画)しているかなど
    外国語学校でどのようなフォローアップがあるのかを
    確認してみましょう。


以上、外国語学校を選ぶ際のポイントをご紹介しました。
再度まとめますと・・・


  1. 先生が外国人だった場合、あなたが外国語で質問ができ、
    その答えを理解できるか。
  2. 先生が日本語など外国語を習得した経験があるか。
  3. 個人レッスンまたは1クラスが3人までになっているか。
  4. あなたが目標としているレベルや内容に合っているか。
  5. 金額は手頃か。
  6. 出席できなかった場合のフォローアップはどうなっているか。

ぜひあなたに合った外国語学校を探してみてくださいね。



最後までお読みいただきありがとうございます。
ご質問やご意見、ご感想があれば、
読者登録をしていただき、コメントをいただけると幸いです。
今後の参考とさせていただきます。
よろしくお願い申し上げます

2009年5月1日金曜日

外国語学習のコツ(その5)

今回は外国語学習のコツ(その5)をお送りします。

※過去の外国語学習のコツはこちらから
その1 その2 その3 その4

今回の内容は、特に英語をはじめとして、
ドイツ語、フランス語、スペイン語など
ヨーロッパで話されている外国語を
勉強されている方に役立つポイントです。

それは・・・
相手に状況を察してもらうのではなく、
こちらから要望を伝える

ということです。

「状況を察してもらうって?」と思った方が多いと思うので、
次の例を挙げましょう。

例えば、あなたが友達と買い物に出かけていたとします。
しばらく買い物をしてると、あなたはのどが渇いてきました。
そこであなたはこのように話をしました。

あなた:疲れたね。
友達:どこかでお茶でも飲もうか?

無事に近くの店で休憩することができました。


この状況を英語の環境ではどうなるでしょうか?
話は全く同じです。
あなたは友達と買い物に出かけています。
しばらく買い物をしていると、あなたはのどが渇いてきました。
そこであなたはこのように話をしました。

あなた:I'm tired. (疲れた)
相手:Yes? (そう?)

と言ったものの、その後が続きません。
こちらの言ったことがわからなかったと思い、
もう一度繰り返します。

あなた:I'm tired. (疲れた)
相手:So what? (それでどうしたの?)

と言われ、休憩をすることができませんでした。
これはなぜでしょうか?

日本語は自分の要望などを直接的に相手に伝えると
相手に迷惑がかかるので、こちらの状況だけを伝えて、
相手にこちらの意図を察してもらうという
根本的な考え方があります。

その一方で、英語をはじめとするヨーロッパの外国語は、
もともと狩猟民族という歴史背景をもち、
次にいつその人に会うのかがわからないため、
自分でその場で解決するという考えが浸透しているようで
自分の考えや要望については直接的に話すことが求められます。

先ほどの「疲れた」の例ですが、
日本語で「疲れた」と言えば、
それだけで「疲れたから、休憩しない?」
という意味を相手に察してもらっているので、
あなたが「疲れた」というだけでわかるのです。

ところが英語で"I'm tired."と言った場合には、
あなたが疲れているという
状況を説明しているに過ぎない
のです。
そのため相手からすれば、
どうして欲しいのかがわからないのです。

ではどうすればいいのでしょうか?
それは遠慮せずに具体的な要望を言うことです。

例えば今回の例では、

あなた:Oh, I'm tired.
     Why don't we take a break and have a cup of coffee?
    (ああ、疲れた。休憩してコーヒーでも飲まない?)
相手:OK. Let's go and find a coffee shop somewhere.
    (わかった。どこか喫茶店を探しに行こう)

と言えばいいのです。

以上、今回は外国語のコツ(その5)として
相手に状況を察してもらうのではなく、
こちらから要望を伝える
ことをご紹介しました。

「そんなお願いしたら、相手に迷惑がかかるし・・・」
と思われる方もいるかもしれませんが、
相手にこちらの要望を言わない限り、
あなたの要望はいつになっても相手に伝わりません。

いずれにしてもヨーロッパの外国語で話をする場合には、
「結局どうしたいの?」と言われてしまうことになりますので、
遠慮しないでこちらの要望を伝えてみて下さい。

さて、今回は皆さんに宿題です。(笑)

あなたが飲み物の自動販売機に行くと、
日本語と英語で自動販売機の使い方の案内がありました。
次の説明文を英語にしたらどうなるでしょうか?

「飲み物とお釣りが出てきます」

ぜひ考えてみて下さいね。


最後までお読みいただきありがとうございます。
ご質問やご意見、ご感想があれば、
読者登録をしていただき、コメントをいただけると幸いです。
今後の参考とさせていただきます。
よろしくお願い申し上げます

2009年4月26日日曜日

外国語学習のコツ(その4)

今回は外国語学習のコツのその4をお送りします。

※過去の外国語学習のコツはこちらをご覧下さい。
その1 その2 その3

今回も非常に大切な項目です。

外国語の勉強をしたり、使うときには、
常にそれまでに勉強したボキャブラリー(語彙)、文法、
リーディング(読み)、ライティング(書き)、リスニング(聴き)、
スピーキング(話し)などを総動員する

ということです。

たまに聞かれる質問なのですが、
「ボキャブラリーを覚えるのとと文法を勉強するのとどっちが大切?」
と聞かれることがあります。

多分こういう質問をする方は、
以前学校で文法の授業を受けて苦手意識を持っているために
文法が出来なくても大丈夫という言葉を期待しているのだと思います。

どの外国語も生きた言葉ですから、ボキャブラリー(語彙)、文法、
リーディング、ライティング、リスニング、スピーキングなど
それぞれが独立しているのではなく、お互いの項目がつながっています。

また既に経験されている方もいると思いますが、
長いこと同じことばかり(ボキャブラリーだけ、文法だけなど)をやっていると
途中で飽きてきますよね?(笑)

また、それぞれの項目を別物として勉強すると、
後でそれぞれの共通点を結びつけることが難しくなるので、
ますます外国語が難しいものとなってしまいます。

ですので普段から外国語の勉強をするときも、
一つの教材から複数のことを出来ないかを考えてみて下さい。

私がNHKラジオの語学講座を推薦しているのも、
1回の放送時間で、聞く、話す、ボキャブラリー、文法など
様々な項目を網羅しているので、
飽きずに学習を続けることが出来るためです。

今回はNHKラジオの語学講座以外のCDなど
音声付き教材を使っている場合の学習例をご紹介しましょう。

<1日目>
  1. テキストを見ずに、音声を数回聞く。
  2. テキストを見ながら、音声を数回聞く。
  3. テキストに出てきているボキャブラリーの意味を確認し、
    音声を聞きながら正しい発音で口に出して覚える。
  4. 再度テキストを見ずに、外国語のままで理解出来るように
    繰り返し聞く。
<2日目>
  1. テキストを見ながら、音声を聞きながら、
    意味を考えながら、本文を声に出して、
    数回発音練習をする。
  2. テキストを見ながら、音声が流れてくるのと同時に、
    意味を考えながら、本文を口に出す。
  3. テキストを見ずに、音声を聞きながら、
    意味を考えながら、本文を声に出して、
    数回発音練習をする。
  4. テキストを見ずに、音声が流れてくるのと同時に、
    意味を考えながら、本文を口に出す。

<3日目>
  1. 音声を聴いて、外国語のままで理解できるようになったかを確認。
  2. テキストを音声を聴きながら、本文をノートなどに書き取る。
    その際には聞こえた音を書くだけではなく、
    ボキャブラリーや文法などの知識を総動員する。
    書き取りが終わったら、テキストの本文と比較し、
    どこまでできているかを確認。
  3. 音声なしで自分で本文を口に出せるかを確認。

上記の学習方法はあくまでも一例です。
時間がとれる方は2日で終わらせてもいいですし、
時間が余りとれない人は各項目を1日ごとにやってもいいと思います。

一つの教材を様々な勉強に使うようになるためにも、
あなたにとって「この教材で勉強したい!!」と思える教材を
購入する必要があります。
テキストを開くのも嫌だったら、勉強したいとは思いませんよね?(笑)

ぜひ外国語の学習を続けるためにも、
1つの教材でどれだけのことが勉強出来るのかを
考えてみて下さいね。


最後までお読みいただきありがとうございます。
ご質問やご意見、ご感想があれば、
読者登録をしていただき、コメントをいただけると幸いです。
今後の参考とさせていただきます。
よろしくお願い申し上げます。

2009年4月25日土曜日

平成21年度通訳案内士試験日程が発表に

今回は通訳案内士試験を受けようと思っている方にご連絡です。

日本政府観光局(JNTO)のウェブサイトで
平成21年度の通訳案内士試験の日程が発表になりました。

詳細は以下の通りです。

平成21年度試験日程(予定)

・筆記試験
平成21年8月30日(日)

・筆記試験合格発表
平成21年11月13日(金)

・口述試験
英語:平成21年11月29日(日)
英語以外:平成21年12月6日(日)

・合格発表
平成22年2月5日(金)

詳細は日本政府観光局(JNTO)のウェブサイトをご確認下さい。

今年受験される方のご検討をお祈りしています!!


ところで、今までに何度か通訳案内士について質問を受けましたので、
よくある質問をいかにまとめておきます。
少しでもご参考になれば幸いです。

  • 通訳案内士(通訳ガイド)とは?

    通訳案内士(通訳ガイド)とは、報酬を受けて外国人に付き添い、
    外国語を用いて旅行に関する案内をする業務のことです。


  • 通訳案内士(通訳ガイド)になるためには?

    観光庁長官が実施する「通訳案内士試験」に合格し、
    都道府県に氏名、住所等を登録する必要があります。

    もしこの手続きを踏まずに通訳案内士の業務を行った場合は、
    通訳案内士法違法により、50万円以下の罰金を
    課せられることになっています。


  • 通訳案内士と同時通訳との違いは?

    通訳案内士は一言で言うと、日本に来た外国人に対し、
    外国語を使って日本を案内したり説明することにより
    報酬を得る業務となります。

    私が考える通訳案内士に必要な要素は、
    • 高度な外国語の能力
    • 日本の歴史、地理、経済、文化、習慣などの知識の習得
    • 日本の観光地を説明するガイドのスキル
    • 外国語を使って日本の良さを知ってもらいたいと思う情熱
    などが挙げられると思います。

    同時通訳の場合は、会議やセミナーなどで
    外国語で話された内容を日本語にしたり、
    日本語で話された内容を外国語にしたりする業務を言います。

    私が考える同時通訳に必要な要素は、
    • 高い外国語力と日本語力
    • 外国語と日本語とを自由に行き来することができる柔軟性
    • 外国語と日本語を即座に適材適所で使い分ける能力
    • 当日話される内容に関する豊富な知識と事前準備
    などが挙げられると思います。


  • 通訳案内士(通訳ガイド)とツアーコンダクターとの違いは?

    通訳案内士(通訳ガイド)は、日本に来た外国人に対し
    外国語で日本の観光地などを案内したり、
    それに関わる各種手続きを行うことです。

    一方、ツアーコンダクターは、基本的には日本人を対象に
    旅行会社が主催するツアーなどに同行し、
    日本や世界の観光地などを案内したり、
    それに関わる各種手続きを行うことです。
    尚、ツアーコンダクターになるためには、
    原則として旅程管理主任者資格を取得する必要があります。


  • 通訳案内士試験はどの外国語が対象になるのか?

    平成21年度は以下の外国語が対象になります。
    • 英語
    • フランス語
    • スペイン語
    • ドイツ語
    • 中国語
    • イタリア語
    • ポルトガル語
    • ロシア語
    • 韓国語
    • タイ語


  • 通訳案内士試験の試験方法は?

    筆記試験と口頭試験に分かれています。
    筆記試験は上記の外国語についての筆記試験(記述式)と
    日本地理、日本歴史、産業、経済、政治及び文化に関する
    一般常識の筆記試験(日本語・マークシート方式)に分かれています。

    筆記試験に合格すると、次は口頭試験です。
    口頭試験は外国語で通訳案内の実務ができるかどうかに加え、
    通訳案内士として適正かどうかの人物考査も含まれます。

通訳案内士および通訳案内士試験に関する詳細情報に関しては、
日本政府観光局(JNTO)のウェブサイトをご確認下さい。


最後までお読みいただきありがとうございます。
ご質問やご意見、ご感想があれば、
読者登録をしていただき、コメントをいただけると幸いです。
今後の参考とさせていただきます。
よろしくお願い申し上げます。

2009年4月24日金曜日

外国語学習のコツ(その3)

今回は外国語学習のコツ(その3)をご紹介しましょう。

※前回までの外国語学習のコツはこちらから
その1 その2

前回「辞書的な発想をせずに、
どのような状況で使っているのかに注目する」
というお話をしました。

「でも文法的には間違えていないんだから、

問題ないんじゃないの?」

確かに文法的に見れば、
What do you think?でもHow do you think?でも
間違いではありません。

私がHow do you think?を間違いと言った理由は、
「こちらが伝えたい内容になっていない」
つまり「それでは通じない」という意味です。

多分この話をすればおわかりいただけると思います。

またもやあなたに質問です。
「英語(またはあなたが興味のある外国語)で
『おはようございます』は何ていうの?」

この質問をすると、
「なんでそんな簡単な質問をするんだろう?」
と思ったかもしれませんね。(笑)

「そりゃ簡単だよ。英語だったらGood morning.でしょ?」

そう答えたあなたに再度質問します。
「『おはようございます』を英語にしたら
どうしてIt is early.じゃないの?」

日本語の「おはようございます」の語源は、
「(今日も)お早くお出かけですね」だそうです。
そうなるとこれを英語にしたら
It is early.
にはならないのでしょうか?

確かに文法的にはIt is early.は間違えてはいません。
ただし朝の挨拶として英語ではIt is early.とは言わないのです。

How do you think?といういい方は
まさに日本語の「どう思うか?」を文字通り英語にしたいい方で、
「おはようの英語はIt is early.だ」と言っているのと同じだ
ということです。

日本語で「どう思うか?」と同じ意味になるように
英語で伝えるには、What do you think?と言う必要があります。

これからは「どのような状況で使っているのかに注目する」だけでも
あなたの外国語は飛躍的に通じるようになりますよ。
ぜひ試してみて下さいね。


最後までお読みいただきありがとうございます。
ご質問やご意見、ご感想があれば、
読者登録をしていただき、コメントをいただけると幸いです。
今後の参考とさせていただきます。
よろしくお願い申し上げます。

2009年4月23日木曜日

外国語学習のコツ(その2)

今回は外国語学習のコツ(その2)をお送りします。

※過去の外国語学習のコツはこちらから
その1

今回も大切なことです。
それは・・・
「辞書的な発想をせずに、
どのような状況で使っているのかに注目する」
ということです。

「辞書的な発想ってどういうこと?」
と思う方がいらっしゃると思いますので、
身近な例を使って説明しますね。

前回に引き続き皆さんに質問します。(笑)

「『これについてどう思いますか?』と
英語(またはあなたが学習している外国語)で
何と言うの?」

正解は・・・
What do you think about this?
です。

「えっ、How do you think about this?ではないの?」
と思った方もいると思います。
確かに日本人の方でこう言う方もいますが、
実は正しいいい方ではないのです。

それはhowの意味を辞書で確認するとわかります。

howの基本的な意味をもう一度確認しますと
  1. どのようにして(どのような方法、手段で)
  2. どのような状態で
という意味です。

もしHow do you think about this?というと
「あなたはこれをどのような方法で考えるの?」
「これをどのような状態で考えているの?」
という意味になってしまいます。

もしこの質問にまじめに答えたら、
With my brains.(頭を使って)とか
When I feel good.(気分がいいときに)
などと言われるのが落ちでしょうか?(笑)

ここでいう「どう思いますか?」は
「何を考えますか?」という意味ですので、
What do you think?にする必要があるのです。

もしどうしてもhowを使いたいなら、
How do you feel about this?(これについてどう感じる?)
と言えば問題ありません。

ここでいう辞書的発想とは
「どう→how」+「思いますか?→do you think?」
=「どう思いますか?→How do you think?」
言葉の部分的な意味をとらえて、
外国語にしていることを言います。

このトピックについては、他にもおもしろいことがありますので
続きは次回お話ししますね。


最後までお読みいただきありがとうございます。
ご質問やご意見、ご感想があれば、
読者登録をしていただき、コメントをいただけると幸いです。
今後の参考とさせていただきます。
よろしくお願い申し上げます。

2009年4月22日水曜日

外国語学習のコツ(その1)

今回は外国語学習のコツと題して、外国語学習を進める上で
気をつけていただきたいポイントをご紹介しましょう。

第1回目の今回は・・・

日本語と外国語は必ずしも1対1ではなく、
1対多または多対1の場合もある


ということです。

「ん?どういうこと?」という方もいらっしゃると思いますので、
これから説明しますね。

多くの方から受ける質問に
「○○って英語で何て言うの?」
というのがあります。

今回はあなたに体験していただきます。(笑) 
ペンと紙を用意して下さい。
心の準備はいいですか?採点しませんので安心して下さいね。(笑)

それではあなたに質問します。もしあなたが友人から
「『すみません』って英語(またはあなたの好きな外国語)で
何て言うの?」

と聞かれたら、あなたは何と答えますか?

3分ほど時間をとって、思いつく限り紙に書いてみて下さい。

・・・・・

いかがでしたか?あなたはいくつ出てきましたか?
たくさん書けた方もいれば、
一つも書けなかった方もいるかもしれませんね。
でも、心配しないで下さいね。
採点をするために質問したのではありませんので。(笑)

私が英語で書き出した内容は以下の通りです。
(勿論これ以外にも正解はあります)
  • I'm sorry. 
    (「ごめんなさい」の代わりに謝る際に使います)
  • Excuse me. 
    (通りすがりの人の気を止めたい時に「すみません」と声をかけます)
  • Thank you. 
    (「ありがとう」の代わりに「すみません」というときも多いです)
  • We cannot do without it. 
    (「なしではいられない」という意味で「すみません」ということもあります)
  • We cannot avoid it. 
    (「避けられない」という意味で「すみません」ということもあります)
・・・・

やり方がわかったところで次の質問に行きましょう。(笑)

「『どうも』って英語(またはあなたの好きな外国語)で何というの?」

これも3分ほど時間をとって、紙に出来る限り書いて見て下さい。

・・・・・

いかがでしたか?
私が外国人の知り合いから「何か日本語を教えて欲しい」と言われると
必ず紹介するのが「どうも」です。
理由は「どうも」という言葉はいろいろな意味を含んでいるためです。

英語の例としては次のようなことが考えられます。
  • Hello. I'm glad to see you. 
    (人と会ったときに使います)
  • Thank you very much. 
    (人に何かをしてもらったときにも使います)
  • I'm sorry. 
    (「どうもすみません」という代わりに、「どうも」だけで済ませることもあります)
  • I'm afraid... 
    (「それはどうも・・・」のように、間接的に否定する時にも使います)
  • I don't think ... 
    (I'm afraidと同様に、間接的に否定するときに使います)
  • See you. 
    (別れの時に「どうも」と言う時もあります)
・・・・・

今回質問した「すみません」と「どうも」の例でわかったと思いますが、
日本語では1語だとしても、英語など外国語にした場合は
状況に応じていい方が異なることがあります。


では、また別の例を考えてみましょう。
あなたがハングル(韓国語)を勉強しているなら、
次の質問の答えを考えてみて下さい。
「『さようなら』ってハングル(韓国語)で何というの?」

多分この質問は勉強されている方には比較的易しいと思いますが、
挨拶をした後、その場所にいるのか、別の場所に行くのかによって
いい方が異なりますよね。

文字化けの関係で、ローマ字で表記しますが、
その場所にいる場合には Annyeonghi keshipshiyo.
別の場所に行く場合には Annyeonghi kashipshiyo.
となります。

なぜなら、もともとAnnyeonghi keshipshiyo.は
「お元気でその場所にいて下さい」という意味で、
Annyeonghi kashipshiyo.は
「お元気でお行き下さい」という意味だからです。

ですので、もし街中で会ったときには、
お互いに別の場所に移動しますので、
お互いにAnnyeonghi kashipshiyo.を使うことになります。

このように日本語と外国語の関係は
必ずしも1対1ではないということがおわかりいただけたと思います。

「こちらの意図が伝わってないようだなぁ」と思った場合は、
日本語を直接外国語に訳していないかを確認してみて下さい。

その代わりに、外国語にする前に、
「どのような状況でその言葉を使っているのか」を確認して
「要するにこれはこういう意味だ」とわかってから外国語にすると、
相手から不思議な顔をされる心配も解消されることでしょう。
ぜひ試してみて下さいね。


最後までお読みいただきありがとうございます。
ご質問やご意見、ご感想があれば、
読者登録をしていただき、コメントをいただけると幸いです。
今後の参考とさせていただきます。
よろしくお願い申し上げます。

2009年4月12日日曜日

NHKラジオ講座で効率的に勉強するコツ(その1)

今回はNHKラジオの外国語講座で効率的に勉強を進めるコツについて
ご紹介しましょう。

(注釈)ここであげている内容は私かんざき個人が実践し、
実際に効果の合ったものをお知らせしています。
とにかく「これは!」と思ったところからやってみてください。
もし実践してみて「自分には合わない」と思ったら、
忘れていただいて結構です。

  1. 学習時間として毎日30分(放送時間15分+復習15分)
    時間をとる。
  2. 放送時間中は集中して、特に外国語の音声、スキット(対話文)、
    話されている状況に注目する。
  3. 発音練習の際は必ず声に出し、聞こえた音をそっくりまね、
    意味を考えながら、感情も込めて声に出す。
  4. 放送終了後、今日の重要表現を中心に、
    その日のスキット(対話文)を丸ごと覚える

以下、詳細について説明します。

  1. 学習時間として毎日30分(放送時間15分+復習15分)
    時間をとる。


    現在のNHKラジオの外国語講座は1回15分になっています。
    勿論放送を聴くだけでも効果はあるのですが、
    放送を聴いた後に学習した内容を復習するだけで
    定着率は圧倒的に高まります。
    復習の時に何をすればいいのかは、この後でご紹介します。

  2. 放送時間中は集中して、特に外国語の音声、
    スキット(対話文)、
    話されている状況に注目する。

    上記でも記したとおり、NHKラジオの外国語講座は1回15分です。
    何かをしながらではなく、集中して講座を聴きましょう。
    講座を聴く際のポイントですが、外国語の音声や
    スキット(対話文)、話されている状況に注目して聴いてみましょう。

  3. 発音練習の際は必ず声に出し、聞こえた音をそっくりまね、
    意味を考えながら、感情も込めて言う。


    どの講座でも発音練習の時間があります。
    その時に気をつけていただきたいのは・・・

    • 必ず声に出して練習する。

      頭の中でわかっていても、口に出す練習をしていないと、
      話ができるようにはなりません。
      筋トレをしていないと、いざというときに体が動かないことを
      あなたも経験してますよね?(笑)
      外国語を口に出すのも、一種の筋トレだと思って
      必ず声に出して練習してください。
      「そんな簡単な言い回しなら知ってるよ」というあなた、
      「知っていることとできることは全く別物です」
      簡単な言い回しからで構いませんので、
      とにかく声に出して発音練習をしてみてください。

    • 聞こえた音をそっくりまねる。

      新しい外国語を始める場合には、
      日本語にない音が必ず出てきます。
      最初は正しい発音がわからないかもしれません。
      その場合はとりあえず聞こえた通りにまねして
      声に出してみましょう。

      その外国語で本当に重要な発音については、
      講座でも何度も取り上げられるはずです。

      どの発音も人間が発音できないほど
      難しい音はありません。(笑)
      そうでなければ、誰もその外国語を話していないはずです。
      もし今の段階で発音ができない音があっても、
      まずは聞こえてきた音をまねして発音することに
      集中してみて下さい。

    • 意味を考えて、感情を込めて発音する。

      これが一番大切だと思うのですが、
      どうも発音練習をするときに
      何も考えずにただ単に口に出している人が多いようです。

      例えば、英語で
      "I'm glad to meet you." (お会いできてうれしいです)
      という表現が出てきたら、
      あなたがその人に会えてうれしいと思っている
      その場面にいるような気持ちで

      感情を込めて発音練習してみましょう。
      そうすると、自分の感情との連携が強くなり、
      より自然にその表現を使うことができるようになります。

      「そんなぁ、感情を込めて発音するなんて恥ずかしい・・・」
      と思ったあなた。
      もしどうしても恥ずかしければ、
      俳優や女優になったつもりで演じてみましょう。

      外国語を話す時だけ俳優や女優になるのです。
      そうすれば、あなたは知らないうちに外国語を話す
      俳優や女優を演じることができます。

  4. 放送終了後、今日の重要表現を中心に、
    その日のスキット(対話文)を丸ごと覚える。

    さて、放送が終わったら、復習の時間です。
    復習と言っても、その日のスキット(対話文)を丸ごと覚える
    ということです。

    「えっ、そんなに覚えられないよ・・・」という声が
    聞こえてきそうですが、
    一度やっていただけるとわかると思いますが、
    今日の重要表現を1文覚えるよりも
    スキット(対話文)を丸ごと覚えた方が
    あとで思い出すのが簡単になります。

    また、スキット(対話文)をまるごと覚える利点として
    • どのように会話を進めればいいのか
    • どのような返事が返ってくる可能性があるのか
    • それに対してどのように返事をすればいいのか
    がわかるためです。

    考えてみていただきたいのですが、海外旅行用の英語教材で
    "Where is the post office?" 「郵便局はどこですか?」
    という表現を覚えたとします。
    この表現を使うことができても、相手の答えが聞き取れなければ、
    慌ててしまいますよね?

    この表現を覚えるときに、一緒に考えられる返答
    (「まっすぐ」「右」「左」など)も覚えておけば、
    ある程度返答を予想できますから、慌てずにすみますよね?

    具体的な手順として、以下の方法をお勧めします。

    • まず今日の重要表現を覚える。

      勿論文法事項も大切ですが、
      特に気をつけていただきたいのは
      意味を考えながら口に出して覚えるということです。

    • スキット(対話文)の日本語訳を見ながら、
      スキット(対話文)の本文が
      口から出てくるかを確認。

      次は話の流れを確認するために、
      スキットの日本語訳を見ながら、
      スキットの本文を口に出して言うことができるかを
      確認してみましょう。
      もしできなかったら、テキストの言い回しを
      スムーズに言えるようになるまで、
      繰り返し声に出して練習してみましょう。

    • スキット全体を覚える。

      すでに日本語訳で話の流れがわかっているあなたは、
      全体を覚えるのもそれほど難しくはないはずです。
      あなたがスキットの主人公になったつもりで
      全体の意味を考えながら、
      声に出して覚えていきましょう。
以上、私がお勧めするNHKラジオ講座で効率的に勉強するコツを
ご紹介しました。
再度確認しますと・・・
  1. 学習時間として毎日30分(放送時間15分+復習15分)
    時間をとる。
  2. 放送時間中は集中して、特に外国語の音声、スキット(対話文)、
    話されている状況に注目する。
  3. 発音練習の際は必ず声に出し、聞こえた音をそっくりまね、
    意味を考えながら、感情も込めて声に出す。
    • 必ず声に出して練習する。
    • 聞こえた音をそっくりまねる。
    • 意味を考えて、感情を込めて発音する。
  4. 放送終了後、今日の重要表現を中心に、
    その日のスキット(対話文)を丸ごと覚える
    • まず今日の重要表現を覚える。
    • スキット(対話文)の日本語訳を見ながら、
      スキット(対話文)の本文が口から出てくるかを確認。
    • スキット全体を覚える。
すべてをやるのは難しいかもしれませんが、
できるところから始めてみてください。
ただ単に聴いているだけよりも
さらに効率的に外国語を身につけることができることをお約束します。
ぜひお試し下さい。


最後までお読みいただきありがとうございます。
ご質問やご意見、ご感想があれば、
読者登録をしていただき、コメントをいただけると幸いです。
今後の参考とさせていただきます。
よろしくお願い申し上げます。

2009年4月11日土曜日

私が通訳案内士の勉強を始めたきっかけ

今回は私がなぜ通訳案内士の勉強をしようと思ったのかについて
ご紹介しましょう。

私が大学2年の時、横浜商工会議所主催の
「スマイリング・プロジェクト」という
アジア太平洋地域の大学生や20代前半の人たちを対象にした
国際交流プログラムに参加する機会がありました。

その際にインドから来た大学生が自分の国のことを
誇らしげに説明している姿に
私は「うらやましいなぁ・・・」と心を打たれました。

次は私が日本について説明する番でした。
参加者の中でも比較的英語ができていたためです。

最初は「ある程度英語ができているから何とかなるだろう」と
高をくくっていました。
ところがいざ話を始めようとしたときに、「日本は・・・」と言った後、
頭の中が真っ白になり、何も言えませんでした。
恥ずかしさや悔しさを感じながら、
すごすご退散したことを今でも覚えています。

それまで「英語さえできれば何とかなる」と思っていた私にとっては
非常にショッキングな出来事でした。
この出来事を通じて、「外国語を有効に使うには、
外国語の勉強に加えて、
話す内容のバリエーションを増やすことが大切」
だと
思うようになりました。
同時に「日本人で日本で生まれ育ったのにもかかわらず、
実は日本のことを何も知らない」と気がついたのもこのときです。

ちょうど英語学科にいたということもあり、
せっかく勉強するなら将来の就職にも役立つことをしようと思い、
通訳案内士の資格を取ることを決意しました。

通訳案内士に合格したときは勿論うれしかったのですが、
合格自体よりも勉強を通じて日本のことについて
様々なことを理解できるようになったことが
一番の収穫だったと思います。
同時に日本のことが好きになったきっかけにもなりました。

その時の勉強の成果もあり、オランダ留学の際にも、
現在のドイツでも、日本のことについて質問を受けると、
自信を持って日本のことについて話をすることができるようになりました。

以前もお話をしましたが、あなたが日本から一歩外に出ると
あなたは日本人として見られます。
その際には今まで考えもしなかった質問を受ける場合があります。
その一つをご紹介しましょう。

「どうして日本では家に入るときに靴を脱ぐの?」

この質問に対して、あなたはどう説明しますか?
勿論日本語で構いませんので、考えてみてくださいね。


最後までお読みいただきありがとうございます。
ご質問やご意見、ご感想があれば、
読者登録をしていただき、コメントをいただけると幸いです。
今後の参考とさせていただきます。
よろしくお願い申し上げます。

日本に関する話題を英語で学ぶ番組がスタート!

「英語のレベルに関わらず知っておいて欲しいこと(話題編)」 で
日本に関する話題(歴史、文化、習慣、食事、経済など)について
勉強することをお勧めしました。

「気楽に日本に関する話題を英語で学ぶことができないかな?」
そう思われている方に朗報です。

4月からNHKテレビでトラッドジャパンという番組がスタートしました。
この番組を担当しているのが、通訳案内士に加え、
1986年、1992年英検1級成績優秀賞の江口裕之さん
私も通訳案内士の試験勉強中にお世話になりました。

今でも実感するのですが、
外国のことについて日本語で説明されたものは多いのですが、
逆に日本のことを外国語で説明されたものは圧倒的に少ないです。
そのような状況で日本に関する話題を英語で勉強ができる
トラッドジャパン」は非常に貴重な番組だと言えます。

また20分も時間がとれないというあなたには、
トラッドジャパンのエッセンスを5分にまとめた
トラッドジャパン・ミニもあります。

あなたの興味に合わせて、一度確認してみて下さいね。


最後までお読みいただきありがとうございます。
ご質問やご意見、ご感想があれば、
読者登録をしていただき、コメントをいただけると幸いです。
今後の参考とさせていただきます。
よろしくお願い申し上げます。

2009年4月10日金曜日

NHKラジオ語学講座がさらに勉強しやすく!

以前外国語を初めて勉強する方のお勧めの教材として、
NHKのラジオ講座をお勧めしました。
既に本放送が始まっていますが、
始めている方はどのくらいいらっしゃいますか?

「NHKのラジオ講座は聴きたいんだけど、
放送時間がどうしても合わなくて・・・」

そういう方に朗報です。

今年の4月からラジオで放送された講座内容を、
1週間遅れでNHKラジオのホームページから

インターネットで聴くことができるようになりました。

NHKラジオのホームページはこちらから。

昨年も「ラジオ英会話」と「実践ビジネス英語」は
聴くことができていたのですが、
本年度からは英語を始め、中国語、フランス語、イタリア語、
ハングル(韓国語)、ドイツ語、スペイン語も対象となりました。

対象となる講座は以下の通りです。
  • 基礎英語1
  • 基礎英語2
  • 基礎英語3
  • チャロの英語実力講座
  • 英語5分間トレーニング
  • ラジオ英会話
  • 入門ビジネス英語
  • 実践ビジネス英語
  • まいにち中国語
  • まいにちフランス語
  • まいにちイタリア語
  • まいにちハングル講座
  • まいにちドイツ語
  • まいにちスペイン語
いずれも本放送の翌週月曜午前10:00から
1週間掲載するようです。

なかなか放送を聴く時間がとれない方にも、
私のように海外に住んでいて
NHKラジオを聴くことができない方にもお勧めです。

これで今まで忙しくてラジオ講座を聴く暇がなかった方や、
ゴールデンウィークなど長期の休みで放送を聞き逃し、
内容について行けなかった方はこれで取り戻せますね。(笑)

4月からの講座をまだ聴いていない、または聴き逃したという方へも
朗報があります。
今週末までは第1回目の放送から聴くことができます。
ですから、最初の放送を聴き逃したあなたにも、チャンスはまだあるのです。
しかもインターネットに接続できる環境であれば、費用は無料です。

これを機に皆さんも新たな一歩を踏み出してみませんか?

再度、NHKラジオのホームページのリンクはこちらです。
http://www.nhk.or.jp/gogaku/radio.html


最後までお読みいただきありがとうございます。
ご質問やご意見、ご感想があれば、
読者登録をしていただき、コメントをいただけると幸いです。
今後の参考とさせていただきます。
よろしくお願い申し上げます。

2009年4月8日水曜日

外国語学習でよく言われることについて(その4)

今回は外国語学習でよく言われることについてのその4です。
※過去の「外国語学習でよく言われることについて」は
その1 その2 その3

今回は

「外国語の勉強には特別な才能が必要だ」

というものです。

私の意見は
「外国語の習得は誰にでもできる。
外国語を勉強してどうしたいのかという具体的な目標が必要」

と思います。

考えてみてください。
少なくとも今あなたがこのブログを読んでいるということは、
日本語については読み書きができているということですよね?
お伺いしたいのですが、あなたが日本語がわかるのは、
あなたにもともと日本語の才能があったからでしょうか?

そうではないですよね。
ほとんどの方が日本で生まれ育って、
日本語を耳にしたり口にする機会を経て、
何度も間違えながら覚えた結果が
今の状況になっていますよね?

外国語も全く同じです。
英語圏の人が英語ができるのは、
そこで生まれ育った人は年齢分、
移民の場合は学習期間中、
英語を何度も間違えながら
覚えて言っているからです。

確かに外国語のコツをうまくつかんで、
比較的短期間で習得している人がいるのは確かですし、
1つの外国語がある程度できるようになれば、
他の外国語についても比較的学習しやすい場合もあるでしょう。
そうだとしても、外国語のコツをつかんだ人が、
1,2週間ですべてできるようになることはありません。
少なくとも効率的に学習を進められるというだけです。

外国語のコツをつかんだ人は、
母国語や他の外国語との類似点や相違点を見つけるなどして、
自分がどうすれば勉強を続けやすくなるのかを知っているのです。
それがわかれば、飽きずに勉強をすることができるようになります。
だからこそ、外国語を使って何をしたいのかが必要不可欠なのです。

もしかしたら時間がかかるかもしれません。
それでも諦めずに続けられれば
必ずあなたは外国語を習得することができます。
ぜひ楽しんでくださいね。

最後までお読みいただきありがとうございます。
ご質問やご意見、ご感想があれば、
読者登録をしていただき、コメントをいただけると幸いです。
今後の参考とさせていただきます。
よろしくお願い申し上げます。

2009年4月7日火曜日

(お知らせ)若干変更しました

いつも本ブログをご覧いただきありがとうございます。

多くの方に読んでいただき、ご意見やご感想も多数いただきました。
ありがとうございます。

ご意見を元にして、投稿内容の表現や改行の位置などを変更しました。
これで少しは読みやすくなったでしょうか?(笑)

今後とも皆様からのご意見やご感想をお待ちしております。

2009年3月31日火曜日

外国語学習でよく言われることについて(その3)

今回は外国語学習でよく言われることについてのその3をお送りします。

※過去の「外国語学習でよく言われることについて」はこちらから 
その1 その2

今回は・・・

「日本人は外国語を聴いたり話したりするのは苦手だが、
読んだり書いたりするのは何とかなる」


というものです。

私の意見では

「聴く」「話す」「読む」「書く」のいずれも苦手

だと思います。

「えっ、受験勉強であれだけ勉強をやったのだから、
読み書きは何とかなるでしょ?」と思われる方もいると思うので
詳しく説明しますね。

今まで学校での外国語の授業を考えてみてください。
確かに授業では長文読解の授業も作文の授業もあります。
そこでの内容を思い出していただきたいのですが、
学校の授業では「外国語の文章をじっくりと時間をかけて、
時には辞書も引きながら日本語に訳すこと」を長文読解
といい、
「既にある日本語から外国語に訳すこと」を作文
と言っているのです。

本来の読む力とは、外国語に限らず
文章を渡されたときにさっと目を通して
「この文章はこういう内容だ」と理路整然と言えること
を言います。
また書く力とはあるテーマに基づいて
自分の意見を論理的に文章にまとめることができること
を言います。
このような点で考えると、通常学校の外国語の授業では
このような教え方をしていませんので、できなくて当然なのです。

もし本当に読むのが得意だったら、
外国語で書かれた書物やウェブサイトを読むことは
全く問題ないはずです。
それができないということは、そのような訓練をしていないためです。

実際にある話ですが、ある程度外国語ができるようになった方でも、
作文ができない人が非常に多いと思います。
それは授業で作文と言われているのはほとんどが
日本語を外国語にするいわゆる「借文」で、
外国語を使って自分の意見を論理的に述べる訓練をしていないためです。

特に大学や大学院の留学を考えられている方は、
レポート作成時に不可欠になりますので、
一度パラグラフ・リーディング(段落ごとに意味をとらえる読み方)
および
パラグラフ・ライティング(段落ごとに意見をまとめる文章の書き方)
を勉強されることをお勧めします。


最後までお読みいただきありがとうございます。
ご質問やご意見、ご感想があれば、
読者登録をしていただき、コメントをいただけると幸いです。
今後の参考とさせていただきます。
よろしくお願い申し上げます。

2009年3月30日月曜日

外国語学習でよく言われることについて(その2)

今回は外国語学習でよう言われることについてのその2をお送りします。

※過去の「外国語学習でよく言われることについて」はこちらから 
その1

今回は・・・

「外国で生活するようになれば外国語は自然と身に付く」

というものです。

私の経験からお答えします。
いくら海外で生活していても、その言葉を積極的に使わない限り、
外国語は身に付きません。

ここ最近語学留学やワーキングホリデーを利用して、
海外に行く人が増えているようです。
確かに海外で生活すれば、日本にいるときと比べると
外国語を使う機会は増えます。
ここでポイントになるのは「現地で誰とつきあうか」ということです。

よくある例が、語学留学をしたときにクラスメートで日本人を見つけ、
日本人同士で時間を費やすということです。

現に私も海外で生活をしていると、同じ日本語を話す人がいると
ほっとするのは間違いありません。
しかし、もしあなたが外国語を身につけたいと思って
語学留学やワーキングホリデーをしているのであれば、
積極的に現地の人または日本人以外の人と接する必要があります。
外国語の種類にかかわらず、外国語を話せるようになるためには
言い回しを覚えるだけではだめで、実際に覚えた言い回しを
口に出して使ってみる
必要があります。

私の実例をお話ししますと、
オランダに留学する前に「せっかくオランダに行くのだから、
オランダ語を勉強しよう」と思い、入門書を購入して学習を始めました。
ところが、実際オランダで生活を始めてみると、
目にするものはすべてオランダ語でしたが、
買い物に行ってもタクシーに乗っても、普通に英語が通じるため、
普段オランダ語を使わなくても生活には困りませんでした。
(わからないときにもオランダ人に英語で聞き返せば、
英語で説明してもらえていました)

また自分がオランダ語を練習しようと思って、
片言のオランダ語を話したとしても、
こちらがまだ流暢でないと判断するとすべて英語で返答される
という状況でしたので、
オランダ語を実際に使うことはありませんでした。
勿論これはオランダ人が複数の言葉を話すため、
相手に合わせて自由に切り替えることができる
恩恵を受けていると言えるのですが、
オランダ語を勉強したいと思っている場合には
支障が出るかもしれません。(笑)

上記の私の体験談を見ていただければ、
外生活をすれば、自然と外国語ができるようになるわけではなく、
その外国語を使いこなせるようになるには、
自分でその外国語を使う環境に置くことが不可欠

ということがわかると思います。

これから語学留学やワーキングホリデーに行かれる予定の方で、
「何としても外国語ができるようになりたい」と思っている方は、
ぜひこの点に気をつけてみてくださいね。

最後までお読みいただきありがとうございます。
ご質問やご意見、ご感想があれば、
読者登録をしていただき、コメントをいただけると幸いです。
今後の参考とさせていただきます。
よろしくお願い申し上げます。

2009年3月28日土曜日

外国語学習でよく言われることについて(その1)

今回は外国語学習でよく言われていることについて、
私なりの考察をしてみようと思います。

今回は以下の内容です。

「初心者ほど語学学校で先生について習うといい」

私の考えでは

「初心者の段階で語学学校に行っても、
時間とお金の部分で効果的な投資とは言えない」

と思います。

外国語を勉強する際のポイントは、
一度にどれだけたくさん勉強したかではなく、
「毎日外国語を勉強する習慣を身につける」こと
です。
1日30分の学習を1年間続ければ、
かなりの時間を外国語に接することができるようになります。

通常語学学校の場合、週に1,2回の学習では、
そもそも学習時間が足りないですし、
次回の授業までに時間が空くため、
前に学習したことも忘れやすくなります。


そこで私は2つの方法をお勧めします。
  1. NHKラジオの語学講座で学習する
  2. CDやカセットなどの音声がついた薄めの入門書で学習する
以下、詳細について説明します。

  1. NHKラジオの語学講座で学習する

    最初に私がお薦めしたいのは、
    NHKラジオの語学講座を利用することです。
    NHKの語学講座は毎年4月からスタートし、
    英語をはじめとして、中国語、ハングル(韓国語)、
    フランス語、イタリア語、スペイン語、
    ドイツ語、ロシア語、アラビア語、ポルトガル語を
    学ぶことができます。

    NHKの語学講座がお勧めな理由を挙げておきます。
    • 毎回の放送が15分から20分なので、
      短期間で集中した学習ができる
    • 同じ内容が少なくとも2回は放送されるので、
      一度放送を逃しても再放送で追いつくことができる
    • テキスト代が毎月380円(年間4,560円)と
      低コストで始めることができる
      (※月刊でないものや価格が違うものもあります)
    • テキストが毎月発売されるので、
      毎回どれだけ勉強するのかがわかりやすく、
      後で振り返ったときに
      どこまで学習したのかを確認しやすい。
    • 放送のスケジュールが全く合わない場合でも、
      毎月のテキストに準拠した別売CDもあるので、
      自分のペースで聴くことができる

    ここでテレビ講座をお勧めしていないのは、
    内容に問題があるのではなく、
    放送時間が週に1,2回とラジオ講座に比較して回数が少なく、
    毎日外国語を勉強する習慣を身につけることが難しいためです。


  2. CDやカセットなどの音声がついた薄めの入門書で学習する

    もしあなたが勉強したいと思っている外国語が
    NHKラジオの語学講座に含まれていない場合は、
    CDやカセットなどの音声がついた薄めの入門書をお薦めします。

    本を選ぶ際のポイントは以下の通りです。
    • 自分が勉強したいと思える本になっているか?
      本を開いたときに憂鬱にならないか?
      非常に大切です)
    • CDやカセットなど音声がついているか?
      (どの言葉も文字よりも音が先にできています。
      初心者向けと言いながら音声がついていない教材は
      お勧めできません
    • 本の厚さが薄いかどうか?
      できれば30日で読み切れるものをお勧めします。
      その方が「あともう少しで終わりだ」と目安が立てやすくなり、
      学習を続けやすくなります)

    学習方法ですが、上にも記しましたが、
    毎日30分外国語学習のための時間をとることを習慣にしましょう。
    3ヶ月続ければ、外国語を学習するために時間をとることは
    苦にならないはずです。

以上、「初心者ほど語学学校で先生について習うといい」という考えについて、
私の経験などを元にしてお伝えしました。
費用対効果が薄いためお勧めできません。その代わりに・・・
  1. NHKラジオの語学講座で学習する
  2. CDやカセットなどの音声がついた薄めの入門書で学習する
のいずれかをお勧めします。

とはいえ、語学学校がいけない訳ではありません。
語学学校が優れている点もありますので、
この点については別の項目でお伝えしますね。

最後までお読みいただきありがとうございます。
ご質問やご意見、ご感想があれば、
読者登録をしていただき、コメントをいただけると幸いです。
今後の参考とさせていただきます。
よろしくお願い申し上げます。

2009年3月14日土曜日

英語のレベルに関わらず知っておいて欲しいこと(マインド編)

今回も英語のレベルにかかわらず知っておいて欲しいことをお送りします。
※過去の「英語のレベルにかかわらず知っておいて欲しいこと」は
こちらから 自己紹介編 話題編

今回はマインド編です。
すなわち英語をはじめとして外国語で会話するときの
心構えについてお話しします。

それは・・・

自信を持って、はっきりと話をする

ということです。

何年外国語を勉強しても会話ができない一番の理由は、
自信を持って話をしていないためです。
自信を持って話をしないと、話し声が小さく曖昧になるため、
相手はあなたの言っていることが聞き取れず、
「えっ、なんて言ったの?」と聞き返されてしまいます。
そう言われたあなたは「えっ、何か間違ったこと言ったかな?」と思ってしまい、
その後話ができなくなってしまう
ということです。

「でも、まだ勉強が足りないから、できるようになるまで待ってみよう」
「間違えたら恥ずかしいし・・・」
「LとRの区別やth、f、vの発音ができないから、できるようになってから使ってみよう」

はっきり言います。このような考えを持っていては、
いつまで経っても外国語で話すことはできるようになりません。


外国語で話をする自信をつけるには、小さい成功体験を積むことです。
例えば、あなたが外国語の初心者だったとしても、
相手の方に挨拶をしたり、出身地や現住所を聴くことはできると思います。
その「通じた!」という成功体験があると、外国語の勉強が楽しくなり、
「今度声をかけるときはどんなことを話しようか?」と
前向きに考えることができるようになります。

例えば、LとRの区別でよく言われることですが、
英語で「日本人はご飯を食べます」と言いたいときに
"Japanese people eat lice."(日本人はシラミを食べます)
と間違えて言ったとします。
(正しくは”Japanese people eat rice."です。)
この話を聞いた相手は笑うかもしれませんが、
「へぇ、日本人はシラミを食べるんだ」と思う方は
常識的に考えていないはずです。
「この人はliceと言っていたが、riceのことを言っているのだろう」とわかるからこそ笑うのだと思います。

あなたは外国語としてその外国語を話しているのです。
勿論、発音が正しくできたり、いろいろな言い回しを使えるに
超したことはありませんが、
仮に発音や言い回しが間違えていて笑われたとしてもいいじゃないですか。

問題なのは「正しく話せなかったからだめだ」と思い込むことです。
最初は「とにかく話してみる」ことが先です。

さすがに飛行機に乗ったときに、客室乗務員から
"We wish you a pleasant flight."
 (快適な空の旅をお楽しみ下さい)
というところを
"We wish you a pleasant fright."
 (快適な恐怖をお楽しみ下さい)
と言われるとぞっとしますが・・・(笑)

以上、外国語を話すときのマインドについてお話をしました。
再度確認しますと・・・

自信を持って、はっきりと話をする

ということです。

一度外国語でコミュニケーションをとることが片言でもできるようになれば、
あとはそれをより細かい内容まで話ができるように訓練すればいい
と言うことになります。
最初の一歩は確かに怖いと思います。
ですが、思い切って最初の一歩を踏み出してみると、
最初は疲れるかもしれませんが、充実感が生まれてくる
ことは間違いありません。
ぜひ試してみてください。


最後までお読みいただきありがとうございます。
ご質問やご意見、ご感想があれば、
読者登録をしていただき、コメントをいただけると幸いです。
今後の参考とさせていただきます。
よろしくお願い申し上げます。

2009年3月13日金曜日

英語のレベルに関わらず知っておいて欲しいこと(話題編)

今回も英語のレベルに関わらず知っておいて欲しいことをお送りします。

※過去の「英語のレベルにかかわらず知っておいて欲しいこと」はこちらから 自己紹介編

今回のテーマは「話題編」です。
つまり、あなたが外国人の方とコミュニケーションをとるときに、
どのような内容について知っておく必要があるのか、ということです。

「なぜ話題について考える必要があるのか?」と
不思議に思われる方もいらっしゃると思うので説明しておきますと、
最近英語をはじめとして外国語を勉強する方が増えたことは
非常に素晴らしいことだと思うのですが、
残念ながら年齢の割に話の内容が伴っていないと思うことが多々見受けられます。
特に今後海外で活躍したいとお考えの方であれば、
どのような事柄が求められているのかを前もって知っておけば、
外国語でコミュニケーションをとることもそれほど難しくないと
おわかりいただけると思います。


私がお勧めする内容は以下の通りです。
  1. 日本に関する話題(歴史、文化、習慣、食事、経済など)
  2. 自分の仕事や興味に関係する話題
  3. 前もって誰に会うかがわかっている場合は、相手の興味に関する話題
それぞれについて以下で説明します。
  1. 日本に関する話題(歴史、文化、習慣、食事、経済など)

    通常日本で生活をしている際には全く考えないことですが、
    一度日本を離れると、あなたは日本人であることを認識すると思います。
    そうすると、必然的に日本に関する質問をされる可能性が高いことは
    おわかりいただけると思います。

    私が実際に聴かれたことは
    • 日本では歴史を正しく教えていないの?
    • YouTubeで日本の通勤ラッシュの動画があったけれど、
      あれって本当なの?
    • 日本人はいつも寿司や天ぷらを食べてるの?
    というようなことでした。

    日本では「沈黙は金」と言われるためか、自ら話をすることに対して
    抵抗感がある人もいるようですが、
    海外に行って日本の質問が出たときに話ができないと
    「自分の国のことがわからないの?」と不思議がられてしまいます。

    自省も含めてお話をしますが、日本人以外の方と話をする機会がある方は、
    ぜひ日本の歴史、地理、文化、食事、習慣などについて
    少しずつでも知識を増やしておくことをお勧めします。

  2. 自分の仕事(学生の場合は専門分野)や興味に関する話題

    次に必要と思われるのは自分の仕事や専門分野、興味に関する話題です。
    この内容であれば、知っている事柄も多く、話題には事欠かないでしょう。
    外国語で話をする場合もここの話題について話をすることができれば、
    語学力がそれほどなくても、自分がよく知っている事柄のため、
    いろいろと話をすることができるはずです。
    自分に自信をつけるためにもこの話題は押さえておくことをお勧めします。

  3. 前もって誰に会うかがわかっている場合は、相手の興味に関する話題

    特に仕事で外国語を使う場合ですが、
    もしあなたが前もって誰と会うかがわかっている場合、
    相手の興味について事前に知っておくと話がしやすくなります。
    もし効果的に質問をすることができれば、例えあなたが流暢に外国語ができなくても、
    相手に話をしてもらうことができます。
    例えば「ゴルフがお好きだと伺ったのですが、いつ頃から始められたんですか?」などと
    相手が興味を引く話をすれば、それだけで相手は話をしてもらえるはずです。
    もし前もって調べる時間がない場合は
    「休みの日はどうやって過ごしていますか?」
    「ご家族は何人いらっしゃるんですか?」
    というところから話を始めてもいいかもしれません。
以上、英語のレベルにかかわらず知っておいた方がいいと思う話題について、
私の意見を述べさせていただきました。再度まとめますと・・・
  1. 日本に関する話題(歴史、文化、習慣、食事、経済など)
  2. 自分の仕事や興味に関係する話題
  3. 前もって誰に会うかがわかっている場合は、相手の興味に関する話題
となります。この項目を知っておくと便利な点は、
まずあなたが外国語を勉強しようと思ったときに、
どの言葉から覚えたらいいのかに焦点を合わせることができます。

その結果、あなたの目標が明確になっていれば、
比較的短期間で習得することができるのです。


最後までお読みいただきありがとうございます。
ご質問やご意見、ご感想があれば、
読者登録をしていただき、コメントをいただけると幸いです。
今後の参考とさせていただきます。
よろしくお願い申し上げます。

2009年3月12日木曜日

外国語習得が難しい理由(その5)

今回は外国語習得が難しい理由のその5をお送りします。

※前回までの「外国語習得が難しい理由」は・・・ 
その1 その2 その3 その4 

今回の内容も非常に大切なことです。それは・・・

外国語の勉強を始めて、成果が出る前に諦めてやめてしまう

ということです。


既に実感している方もいらっしゃると思いますが、
外国語の学習は成果が出たと思えるまでに時間がかかります。
最短でも3ヶ月はかかる
でしょう。

外国語の勉強は勉強時間に比例して、
日々右肩上がりで伸びていくのではなく、
しばらくは真っ平らなままで、
あるときに気がつくとふっと階段を上ることができるようになっている、
ということです。

あともう少し続ければ次の段階に行くことができる場合でも、
途中で諦めてしまうため、次のステップに進むことが難しいのです。

まもなく4月から新しく始まるNHK語学講座のテキストが
書店では並ぶ頃だと思います。
以前ある書店にお勤めの方から聴いたのですが、
NHKの語学講座の売上が一番多いのは4月号で、
5月号と6月号で売上が激減する
ようです。
1つの理由として、4月末から5月初めのゴールデンウィークで
旅行などに行って、通常の生活に戻ったときに、
「放送が聴けなかったから、もう放送の内容について行けない」
と言って諦める人が多いのではないかと思います。

こういう方にお勧めしたいのは、
  • 1日や2日放送が聴けなかったとしても、
    気にせずに語学講座を聴き続ける
  • 時間の関係で放送を聴くことができない場合は、
    タイマーなどで放送を自動録音するか、
    語学講座に連動した月刊CDを購入する
ということです。



また最近「短時間で外国語がマスターできる」という書籍や
情報教材が多く出ていますが、

全くの初心者の段階から1ヶ月かそこらで、
外国語に困らない状態になるということは絶対にありません。


勿論その証言がウソだとは言いませんが、
それだけ短期間で成果が出たと言うことは、
その教材を試す前に既にいろいろな方法で勉強していた
はずです。
その結果、新しい教材を勉強したときに
ようやく成果として現れたということだと思います。

そのためにも前回のその4でもお伝えしましたが、
外国語を勉強することが本当に自分が好きなことや
趣味などと連携していると、
成果がなかなか現れなくても
「自分が好きなことや趣味のためにこの外国語を学びたい」という思いで
勉強を続けることができるので、この壁を突破することができます。

それでは以下の項目を確認してみて下さい。
  • あなたはどれだけ時間がかかっても、
    その外国語を本気でマスターしたいと思いますか?
  • あなたが大好きなことや趣味と、
    学ぼうとしている外国語と関連性がありますか?
そして再度お伺いします。

本当にあなたに英語は必要ですか?


最後までお読みいただきありがとうございます。
ご質問やご意見、ご感想があれば、
読者登録をしていただき、コメントをいただけると幸いです。
今後の参考とさせていただきます。
よろしくお願い申し上げます。

2009年3月8日日曜日

外国語習得が難しい理由(その4)

今回は外国語習得が難しい理由のその4をお送りします。

※前回までの「外国語習得が難しい理由」は・・・ 
その1 その2 その3

今回の内容も非常に大切なことです。それは・・・

自分の好きなことと外国語の学習との連動が薄い



ということです。

進学のために外国語の試験があったり、仕事で使う必要がないのであれば、
なおさら自分の好きなことと外国語の関係が連動しているかどうかを
確かめる必要があります。

理由はその1でもお話ししましたが、日本で生活している以上は
自ら意識的に外国語を勉強する環境を作る必要があるためです。

教材や学校の数で最も多いのはやはり英語です。
英語をマスターできれば、英語圏をはじめとして、
どこに行っても一番つぶしが効く外国語であることは間違いありません。
しかし、それよりも自分の大好きなことや趣味と
連動した外国語を勉強した方が、間違いなく短期間で習得できます。


外国語を勉強していると、どうしても勉強している割に
進歩していないと感じる時期が来ます。

そのような時期を乗り切るための一つの方法が、
外国語を勉強し始めたきっかけは何かを見直すこと
です。
さらにその内容が自分の好きなことや趣味と結びついていれば、
辛い時期はもっと短くなります。


例えば、ダイビング好きの方であれば、
海外に興味のあるダイビングポイントがあるかもしれません。
その場合は、そのダイビングポイントで使っている言葉を勉強すると、
現地の人からさらにいろいろと教えてくれるかもしれません。

また、海外の遺跡に興味がある場合でも、
中国の遺跡に興味があれば中国語を選択した方がいいと思いますし、
インカの遺跡に興味があるならスペイン語を勉強した方が
さらに多くの情報を入手することができると思います。

それでは以下の項目を確認してみて下さい。
  • あなたが大好きなことや趣味は何ですか?
    (出てこない方は、小さい頃に興味があったことは何ですか?)
  • あなたが大好きなことや趣味と、
    学ぼうとしている外国語と関連性がありますか?
  • もし関連性がない場合、関連性がある外国語は何ですか?

そして再度お伺いします。

本当にあなたに英語は必要ですか?


最後までお読みいただきありがとうございます。
ご質問やご意見、ご感想があれば、
読者登録をしていただき、コメントをいただけると幸いです。
今後の参考とさせていただきます。
よろしくお願い申し上げます。

2009年3月7日土曜日

外国語習得が難しい理由(その3)

今回は外国語習得が難しい理由のその3をお送りします。

※前回までの「外国語習得が難しい理由」は・・・ 
その1 その2

今回の内容も非常に大切なことです。それは・・・

自分の現在地(レベルや経験など)を無視した学習をしている

ということです。

外国語の勉強に限らず、何か新しいことを始めようと思うときには、
目標を立てることに加えて、現段階でどこまでできているのかを
確認する必要があります。


あなたがハイキングをしていることを想像してみてください。
あなたの手元には素晴らしい地図があります。
もしあなたが今どこにいるのかがわからなければ、
どこに向かってどのくらいの時間をかけて進めばいいのかが
わからなくなってしまいますし、
目的地とはまったく違う方角に進んで、
結局たどり着けなくなってしまいます
よね。

外国語学習も同じです。
ようやくアルファベットや挨拶の言い方を勉強したばかりなのに、
いきなり同時通訳になりたいと思い、
シャドーイング(外国語の音声だけを聴きながら音声を口に出すこと)など
通訳になるための訓練を始める方がいます。
訓練自体は非常にいいと思いますが、
これでは、ボディービルダーになりたいと言っている初心者が、
いきなり100kgのバーベルを持ち上げようとしているのと同じです。
その結果、どうなるでしょうか?
体ができていないうちに100kgのバーベルを持ち上げ、
体力を消耗したり筋肉痛になったりして、
「やっぱり自分にはできない」とあきらめてしまうのではないでしょうか。

昨今いろいろな外国語学習に関する書籍や情報商材が出回っています。
あなたにあった教材を手に入れるためにも、
以下の項目を判断材料としてみてはいかがでしょうか。
  • あなたがなぜ外国語を学ぶ必要があるのかを再確認する
  • あなたの現在地を確認する
  • 目次などを見て、あなたのレベルや
    進みたい方向と合っているかどうかを確認する

そして再度お伺いします。

本当にあなたに英語は必要ですか?


最後までお読みいただきありがとうございます。
ご質問やご意見、ご感想があれば、
読者登録をしていただき、コメントをいただけると幸いです。
今後の参考とさせていただきます。
よろしくお願い申し上げます。

2009年3月5日木曜日

外国語習得が難しい理由(その2)

外国語習得が難しい理由のその2をお届けします。

※前回の「外国語習得が難しい理由」は・・・ その1

今回の内容も非常に大切なことなのですが、

外国語を使って何をしたいのかという具体的な目標が欠けている。

ということです。

私の元には
「どうすれば外国語ができるようになりますか?」
という質問をよく受けますが、
その際に私が聞いているのは

  • あなたにとって『外国語ができる』とはどういうことですか?
  • なぜその外国語が必要なのですか?

ということです。そうするとこのような答えが返ってくることがあります。
「だって、外国語ができたら何となく格好いいじゃないですか?」
いつか海外旅行に行く機会があった時に、
外国語で旅行会話ぐらいはできたらいいなぁと思って・・・」

「何となく」「いつか」のようにこういう曖昧な理由では
「別に勉強しなくてもいいや」という感覚になりやすいので、
外国語の勉強をあきらめてしまう人が多いのではないでしょうか。
逆に「○○をするために外国語が必要」という強い意志があれば、
比較的短期間で外国語を習得することができます。

その1でもお話したとおり、日本で生活している以上、
自ら意識的に外国語を勉強する環境を作る
必要があります。
だからこそ、なぜその外国語を勉強して、
その外国語を使って何をしたいのかが不可欠なのです。

また漠然と「外国語ができるようになりたい」と言っても個人差があり、
あなたにとって「外国語ができる」とは具体的にどういうことかを
よく考える必要があります。

例えば・・・

  • 外国語で挨拶をする
  • 外国語で食事の注文や買い物ができるようになる
  • 海外で恋人を作って結婚する、
    または複数の国に恋人を作る(?!)
  • 本・新聞・雑誌・インターネットを外国語で自由に読めるようになる
  • 現地の学校に留学する
  • 外国で生活ができる
  • 外国語で討論ができる
  • 自分の好きな有名人と実際に会って握手をする

など、一口に「外国語ができる」と言っても、
様々なことが考えられるのです。
それぞれの目標に応じて、学習時間、学習内容が変わるので
この項目は非常に大切です。


ここでもう一度考えてみてください。

  • あなたにとって「外国語ができる」とはどういうことですか?
  • なぜその外国語を学ぶ必要があるのですか?
    (他の外国語にするという選択肢はありますか?)
  • その外国語を使って、あなたは何をしたいのですか?

そして再度お伺いします。

本当にあなたに英語は必要ですか?


最後までお読みいただきありがとうございます。
ご質問やご意見、ご感想があれば、
読者登録をしていただき、コメントをいただけると幸いです。
今後の参考とさせていただきます。
よろしくお願い申し上げます。

2009年3月4日水曜日

外国語習得が難しい理由(その1)

ここでは英語をはじめとする外国語の習得が難しい理由を
いくつかに分けて説明しようと思います。

私が思う一番大きな理由は、

自ら意識的に外国語を勉強する環境を作る必要がある

ということです。

日本に来る外国人の数自体は増えているものの、
日本で普通に生活をしている場合、
外国語で声をかけられる機会はそれほど多くないと思います。
もしあなたが日本語以外の言葉にも普段から接しているのであれば、
片言でも話はできるようになっているでしょう。

ヨーロッパに来てから痛感しているのですが、
ヨーロッパは隣国と陸続きとなっているため、
外国人に出会う可能性は日本以上に高いです。
そのため、3,4カ国語を自由に使いこなす人も珍しくありません。
「それだけ外国語ができてすごいね」というと、
ほとんどの人が「複数の言葉を使う環境で育ったから、
別に大したことじゃないよ」と平然と言われます。(笑)

逆に日本語を勉強したことがある人からは
「日本語って、漢字、ひらがな、カタカナがあるんでしょ?
それをどうやって使いこなしてるの?
俺にはとてもできそうもないなぁ。」
と感心されたことが何度もあります。(笑)
つまり日本語を勉強し始めた人や、日本語ができない人にとっては、
日本語ができることはすごいことだと思われているのです。
(余談ですが、海外で仕事を探している方は、
日本語ができることはかなり有効な武器になることがあります)

通常の生活で外国語を必要としない日本で外国語を勉強するには
自ら意識的に外国語の勉強をする環境が必要

と言うことを再認識する必要があります。
だからこそもう一度考えてみて下さい。

本当にあなたに英語は必要ですか?


最後までお読みいただきありがとうございます。
ご質問やご意見、ご感想があれば、
読者登録をしていただき、コメントをいただけると幸いです。
今後の参考とさせていただきます。
よろしくお願い申し上げます。

2009年3月2日月曜日

衝撃の事実?!日本で英語を使う可能性は?

今回は入国管理局発行の
「平成19年における外国人入国者数及び日本人出国者数について(確定版)」を元に、
日本で英語を使える可能性はどのくらいあるのかについて
述べようと思います。

平成19年(2007年)の外国人入国数915 万2,186 人のうち、
国別(国籍別)トップ10をご紹介します。

  1. 韓国       2,845,556 31.1%
  2. 中国(台湾)   1,428,873 15.6%
  3. 中国        1,140,419 12.5%
  4. 米国        845,877 9.2%
  5. 中国(香港)    401,585  4.4%
  6. 英国        230,237 2.5%
  7. オーストラリア   227,174 2.5%
  8. ヨーロッパその他 215,652  2.4%
  9. フィリピン     195,596 2.1%
  10. タイ          187,835   2.1%
この表を見ておわかりの通り、
韓国、中国(台湾)、中国の3カ国で全体の59.2%を占めており、
英語圏(米国、英国、オーストラリア、フィリピン)を合算しても
16.3%となっています。

平成20年度版「出入国管理」の資料によると、
昭和62年(1987年)までは米国が一番だったようですが、
昭和63年(1988年)に韓国が、
平成2年(1990年)には中国(台湾)が抜いたという経緯があります。

このように韓国人、台湾人、中国人の入国者数が
アメリカ人の入国者数を上回って20年近くたっているにも関わらず、
なぜ英語を話す外国人が多いと感じるのでしょうか?
私が考える理由は以下の通りです。

  1. 韓国人、台湾人、中国人は同じアジア人なので
    日本人と顔つきが似ており、外国人との見分けがつきにくい。
    その一方、英語圏の人は比較的見た目で区別しやすい。
  2. 韓国人、台湾人、中国人は日本語を勉強している人が多いので、
    話してみるまでは相手が外国人だとなかなか気がつかない。
    一方、英語圏の人に話しかけようとするときは、
    相手が日本語がわからないと思い、
    英語で話しかけようとする日本人が多い。
  3. 戦後復興の影響もあり、英語圏、
    特にアメリカやアメリカンドリームに対する親近感やあこがれが強い。
このデータから言えることは、

日本で外国語を使うなら、英語以上に
韓国語や中国語を使う可能性が圧倒的に高い


ということです。
もちろん、あなたの好みもありますが、
今後外国語を使いたいと思われているのでしたら、
英語に加えて、韓国語か中国語を勉強することも
視野に入れてみてはいかがでしょうか。

<注釈>
「はじめまして。」でも書きましたが、
この内容は高校・専門学校・大学・大学院などへの進学に
英語の試験を受ける必要がある方、
英語の勉強が趣味の方、
普段仕事で英語を使っている方(あるいは使おうと思っている方)
を対象にしたものではありません。

日常的に英語を使っておらず、
英語を勉強している(またはこれからはじめようと思っている)方を
対象としておりますので、ご了承下さい。


最後までお読みいただきありがとうございます。
ご質問やご意見、ご感想があれば、
読者登録をしていただき、コメントをいただけると幸いです。
今後の参考とさせていただきます。
よろしくお願い申し上げます。

2009年2月28日土曜日

国際化社会に対応するために本当に必要なことは何か?

今回の内容は最も私があなたに伝えたいことの1つです。

「本ブログについて」にも書きましたが、
昨今「国際化社会になったので英語ぐらいできないと・・・」と思って
英語を勉強している方が増えているようです。
もし今これを読んでいるあなたがそう思っているなら
「ちょっと待った!」と言いたいです。

「国際化社会に対応すること」と「英語ができること」とは
別のことです。

非常に大切なのでもう一度いいます。
「国際化社会に対応すること」と「英語ができること」とは
別のことです。


ここでは
  • 国際化社会に対応するために必要なことは何か?
  • 具体的にどうすればいいのか?
について、私の意見を述べようと思います。


国際化社会に対応するために必要なことは何か?

私が考える国際化社会に対応するために必要なことは
次の2点です。

  1. 様々な出来事に関し、
    自分の考えや価値観を持っていること
  2. 相手が持っている考えや価値観を尊重し、
    自分の考えや価値観を押しつけない
以下それぞれについて説明します。
  1. 様々な出来事に関し、
    自分の考えや価値観を持っていること


    1番目は様々な出来事に関し、
    自分の考えや価値観を持っていることです。
    日本を離れると改めて自分が日本人であることを
    実感する出来事が多々あります。
    あなたが意識しているかどうかに関わらず、
    相手は日本人代表として見ています。
    ですので、普段から様々な出来事に関して
    自分の考えや価値観を持つことが必要です。

    オランダ留学中、中国人、台湾人、韓国人の
    クラスメートと話をしているうちに、
    日本の歴史の教科書問題や
    靖国神社訪問の話題になりました。
    「日本では歴史を事実として教えていないのか?」
    「第二次大戦中、日本がアジア諸国にしたことを
    正当化するのか?」
    「日本は第二次大戦中での出来事に対し、
    アジア諸国に謝罪していない」
    など様々な質問や意見がきました。

    幸いこの話題については以前から考えていたことでしたので、
    彼らに事実を伝え、私の考えも述べました。
    どこまで納得してもらえたかどうかはわかりませんが、
    少なくとも報道されていたことが
    必ずしも正しくないことを実感してもらえたようです。

    もし仮に英語ができたとして、
    自分なりの考え方や価値観を持っていないとしたらどうでしょうか。
    最初は「英語ができる日本人」ということで
    ちやほやされるかもしれませんが、
    「この人といても何を考えているのかがわからない」
    と言われてしまうのが落ちではないでしょうか。


  2. 相手の考えや価値観を尊重し、
    自分の考えや価値観を押しつけない

    2番目は相手の考えや価値観を尊重し、
    自分の考えや価値観を押しつけないことです。
    基本的に相手の考えや価値観が自分と異なるのは当然です。
    もともと違う家庭の下で育ち、違う学校に通い、
    違う興味があるのですから。

    オランダ留学中にクラスメートから聞いて驚いたのですが、
    オランダでは家庭を持つ場合に、
    必ずしも結婚して名字を変更する必要はなく、
    両者の同意書があれば、相続の際に同等の権利が守られています。
    どうやら、オランダでは同性愛結婚も認められていることが原因のようですが、
    結婚していなくても子供がいるという例を多く見ることができました。
    (勿論、オランダ人で結婚している人もいます。(笑))
    もし日本で結婚をせずに子供を育てようとすると、
    法律の問題もありますが、
    世間から冷たい視線を浴びることになるのではないでしょうか。

    どちらがいいか悪いかという話ではなく、
    自分にとっては正しいまたは常識と思えることも
    相手にとってはそうでない可能性もあり得ます。
    あなたがどれだけその意見や価値観に対して
    否定的に思っていたとしても、
    相手からお願いされない限り、
    こちらの意見や価値観が正しいといって、
    相手を変えようと思わない
    で下さい。


    仮にあなたが友達から
    「それはおかしいよ。こうすべきだよ」と言われたとします。
    あなたはどう思いますか?
    もしあなたがよくなりたいと思っている点について、
    アドバイスをもらったのであればいいのかもしれませんが、
    そうでない場合は
    「こっちの事情も知らないくせに、勝手に決めつけるなよ!
    大きなお世話だ!」と思いませんか?

    いずれにせよあなたが納得できるかどうかに関わらず
    「あなたはそう考えるのね」と受け止めてあげましょう。


以上、国際化社会に対応するために必要なことをお伝えしました。
再度まとめますと、
  1. 様々な出来事に関し、
    自分の考えや価値観を持っていること
  2. 相手が持っている考えや価値観を尊重し、
    自分の考えや価値観を押しつけない
これで国際化社会に対応することと英語ができることは
全く別物だとおわかりいただけたと思います。
要するに国際化社会に対応することとは、
既存の考えや価値観にとらわれずに柔軟に対応することであり、
英語はそれを伝えるための手段の一つにすぎないということです。


そして極端なことを言えば、

もしあなたが外国語ができなかったとしても、
上記の2点ができてさえいれば、あなたの考えや価値観を
外国語ができる人に通訳してもらえれば
いいということです。
逆に自分の考えや価値観がない場合は、
どれだけ外国語ができたとしても、伝える内容がない

ということになってしまいます。

自省も含めてお話をしますが、
昨今英語ができる日本人が増えていることは喜ばしいことですが、
話題に乏しいことを実感しています。
先ほども言いましたが、あなたが意識しているかどうかに関わらず、
相手は日本人代表として見ています。
旅行を含めて海外に行く機会が多い方は、
是非気にとめておいてほしいところです。


具体的にどうすればいいのか?

それでは具体的にどうすればいいのでしょうか。
1.については、テレビや新聞などのニュースで気になったトピックを選び、
その内容について
  • その内容が正しいと思うか。間違っていると思うか。
  • なぜ正しい(または間違っている)と思うのか。できれば根拠も。
  • 今後自分たちはどうすればいいのか。
というような点から考えてみるといいと思います。
日本語で考えても全く問題ありませんが、
今後英語を使いたいと思われる方は英語で考えをまとめることをお勧めします。
会社帰りに飲み屋で会社や社会の愚痴をこぼしている時間があるなら、
1日5分でも10分でもそのようなことを考えてみてはいかがでしょうか。
(個人的に飲みに行くのは大好きですが、愚痴をこぼすのは嫌いです(笑))

私はもともとこの方法を英検1級の2次試験対策として始めました。
英検1級の2次試験は5つのテーマから1つ選び、
1分間で考えをまとめ、2分間のスピーチをするというものです。
この対策のお陰で、今では様々な出来事について
自分なりに話をすることができるようになったと思います。


2.については、あなたの家族、友人、同僚など身近な人に対して、
自分とは違う価値観を受け止めてみましょう。
特にご夫婦の場合、長いこと一緒にいると
「自分と相手は同じ考えを持っている」と思われがちです。
「何で私のことをわかってくれないの?」と喧嘩になるのも
この考えが原因だと思われます。
元々違う家庭で育った二人ですから、
お互いに考えが違っていて当然だと思ってください。

最後までお読みいただきありがとうございます。
ご質問やご意見、ご感想があれば、
読者登録をしていただき、コメントをいただけると幸いです。
今後の参考とさせていただきます。
よろしくお願い申し上げます。

2009年2月27日金曜日

英語のレベルに関わらず知っておいて欲しいこと(自己紹介編)

いよいよ今回から本題に入っていこうと思います。
これから数回はあなたの英語のレベルに関わらず、
英語を使う人が知っておいた方がいいことをまとめようと思います。

今回のテーマは「自己紹介編」です。
「えっ、自己紹介って名前言うだけでしょ?簡単じゃない?」
そう思ったあなた・・・

正にその通りです。(笑)

それでもなぜこの項目を挙げたのかというと、
自己紹介を軽く見ている人が多いと思ったためです。
気をつけていただきたいことは以下の3点です。
  1. 名前の部分はゆっくりとはっきりと言う。
  2. 名前と名字の間は必ず開ける。
  3. 呼んで欲しい名前を自己紹介の段階で言っておく。
以下、それぞれについて説明していきます。

  1. 名前の部分はゆっくりとはっきりと言う。

    言語に関係なく、初対面の相手には必ず名前を名乗りますよね?
    少なくともご自分の名前は自信を持って言えるはずです。
    ご両親や親戚がつけてくれた名前です。
    例えば、山田花子さんだったら、
    My name is Ha-na-ko Ya-ma-da.
    のように、恥ずかしがらずに自信をもって
    ゆっくりはっきりと
    言うことを心がけてみて下さい。

    ※通常名前を書くときには"-" (ハイフン)は必要ありません。
    ここではゆっくりはっきり言うことを強調するために、
    こういう書き方をしています。

  2. 名前と名字の間は必ず開ける。

    2番目は名前と名字の間は必ず開けることです。
    相手の人は必ずしも日本人の名前を知っているとは限りません。

    例えば、小林順さんというお名前だった場合、
    日本語を話すように
    My name is じゅんこばやし.
    とすらすらと名前を言うと、
    日本語の名前に慣れていない人は
    「じゅん・こばやし」なのか「じゅんこ・ばやし」なのか
    「じゅんこば・やし」なのかがわからないのです。

    相手に正しい名前を知ってもらうためにも、
    I'm Jun (間) Ko-ba-ya-shi.
    のように、名前と名字の間は必ず開けることをお勧めします。

  3. 呼んで欲しい名前を自己紹介の段階で言っておく。

    上でも書きましたが、相手はあなたの名前を聞くのが
    初めてかもしれません。
    またその人の出身国や話す言語によって、
    発音しにくい音もあります。
    日本人の名前の場合、3文字か4文字のものが
    多いと思いますが、
    4文字以上の名前の場合、
    日本語を知らない人にとっては
    発音が難しい場合があります。
    そのような場合は最初の2文字程度だけにするか、
    別の英語名を自分でつけるなどして、
    相手が覚えやすい名前にしてみましょう。

    「日本人なのに英語名なんて・・・」と思われる方も
    いらっしゃるかもしれませんが、
    中国本土や台湾など中国語圏の方は
    英語名を持っている方が多くいます。
    英語の授業で先生に英語名をつけてもらったり、
    好きな本や雑誌、芸能人の名前から
    英語名をつけたりするようです。
    「英語を話す時は役者になる」という思いで
    英語名をつけてもおもしろいのではないでしょうか。

    例えば、山田孝弘さんの場合ですが、
    My name is Ta-ka-hi-ro (間)Ya-ma-da.
    Please call me Ta-ka.

    と言えば、次回からはTakaと呼んでくれるはずです。

以上、自己紹介の時に心がけた方がいいことをお伝えしました。
再度まとめますと・・・
  1. 名前の部分はゆっくりとはっきりと言う。
  2. 名前と名字の間は必ず開ける。
  3. 呼んで欲しい名前を自己紹介の段階で言っておく。
特に英語を話し慣れていない方は、緊張しているためか、
かなり早口で名前を言っていることが多いように思えます。
もしあなたが名前を名乗ったにもかかわらず、
相手から再度名前を聞かれたときは
あなたの名前の言い方が間違えていたのではなく、
相手があなたの名前を聞き取れなかった場合がほとんどです。
上記の3点を思い出して再チャレンジしてみて下さい。

最後までお読みいただきありがとうございます。
ご質問やご意見、ご感想があれば、
読者登録をしていただき、コメントをいただけると幸いです。
今後の参考とさせていただきます。
よろしくお願い申し上げます。

2009年2月23日月曜日

本ブログについて

このブログは以下のようなあなたに向けて書かれたものです。

・英語を長いことやっているのに、いまだに自信が持てないあなた
・「国際化社会」に対応するために英語が必要だと思っているあなた
・英語さえできれば「国際化社会」に対応できると思っているあなた
・普段は英語を使わないけれど、海外旅行に行ったときなどに
簡単な英会話ができるようになりたいあなた
・既にある程度英語ができるようになり、さらに効率的な学習を進めたいあなた

昨今、国際化社会と言われ、それに対応するために英語を勉強する人が
非常に増えているようです。
確かに本屋やインターネットを覗くと、「短期間で英語がマスターできる」と
銘打った書籍や情報商材が並んでおり、ベストセラーとなっているものもあります。
また英会話教室も盛況で、語学習得のために海外留学をしたり、
ワーキングホリデーに行く人も増えているようです。
そのような状況に「ちょっと待った!」と言いたい。

「国際化社会で生活すること」と「英語ができること」は全く別物です。
これは大切なのでもう一度言います。
「国際化社会で生活すること」と「英語ができること」は全く別物です。

こう言うと「両親のどちらかが英語圏出身なのでは?」
「海外生活が長かったのでは?」
「中学や高校で語学留学したからでは?」などと
勘ぐる方がいると思うので、
私個人のことについて若干触れておきましょう。(笑)

私は皆さんのほとんどと同じように日本人の両親から生まれ、
父親はシャンプーや化粧水などの製造業勤務、
母親は専業主婦と全く海外とは縁がない家庭に育ちました。
ですので、帰国子女ではありません。

英語を勉強しはじめたのもほとんどの方と同様に中学からです。
確かに英語は好きな科目でしたが、
30代半ばでのオランダ留学が初めての海外生活でした。
(以前は社会人になってから年に1、2度1週間ほど海外旅行に行く程度です。)

中学や高校で英語が好きになった私は、大学で英語学科に所属し、
大学3年の時に通訳案内業国家試験(現通訳案内士)に合格、
社会人になってからは英検1級を取得することができました。
(TOEICは950点、TOEFL CBTは257点を取ったことがあります[既に期限切れ])
現在ドイツにある日系企業で仕事をしている私にとって、
英語を勉強することで視野も広がり、様々な国の人と知り合いができ、
インターネットや読書も日本語と英語の両方で情報収集ができるようになったので、
英語が非常に役に立っていると言えると思います。

しかし「すべての日本人が英語を勉強すべきか?」と聴かれると、
私はそうは思いません。

仮に英語が必要だったとしても、必要な程度やレベルは
現状や今後の目標に応じて個人で違うものだと思いますし、
英語ではなく他の言語に時間を割いた方がいい場合や、
他のもっとやりたいことに使うことの方がより効率的だと思えるのです。

このブログでは以下の項目について触れようと思います。
・私の英語勉強方法
・あなたが本当に何をしたいのかを見つける
・「国際化社会で生活する」こととはどのようなことなのか?
・あなたが世界中のどこにいても、身近でできる国際化とは?
・あなたに外国語は必要?それとも不要?必要ならどの言葉?
・最低限必要な英語とは?