2009年5月7日木曜日

外国語学習でよく言われることについて(その6)

今回は外国語学習でよく言われることについて(その6)をお送りします。

※過去の「外国語学習でよく言われることについて」は
その1 その2 その3 その4 その5

今回の話題は

外国語学習に文法はいらない

というものです。

この件に関する私の意見は
片言で外国語を話せればいいなら、
細かい文法を覚えるよりも表現を覚えることが先で、
中級レベル以上を目指しているなら
文法の学習は絶対に必要だと思います。

まずあなたが初心者で、取り急ぎ片言でもいいから
外国語を使えるようになりたい場合は、
「なぜこういう構造になるのだろう」と考える前に
表現自体を覚えてしまった方がいいと思います。

それでは皆さんも次の文章を英語(または興味のある外国語)で
何というか口に出してみて下さい。
  • 私はそう言う。
  • 彼はそう言う。
  • 私はそう言った。
  • 彼はそう言った。
いかがでしたか?英語の回答例は以下の通りです。
  • I say so.
  • He says so.
  • I said so.
  • He said so.
※saysとsaidの発音に気をつけましょう。
sayは[sei]、saysは[sez]([seiz]ではありません)
saidは[sed]([seid]ではありません)となります。

たまに「どうしてsayの過去形がsayedではなくてsaidなの?」とか
「どうして彼や彼女が主語になったときには
saysとsをつけないといけないの?」などと
質問を受けることがあります。

どちらの質問もなるほどとは思いますが、
片言で外国語が話せればいいという段階であれば、
難しいことを考えずに、そのまま素直に表現を覚えて、
使えるようになることが
先決だと思います。

もしその後でどうしても気になるなら
勿論調べてもいいとは思いますが、
文法はその外国語を使う際の原則的なルールをまとめたもので、
必ずしもあなたの疑問に答えてくれるとは限りません。

ですので、文法上の疑問点が解決してから先に進もうとは思わず、
その表現を使えることを目的にしてみて下さい。

今回は少し長くなってしまったので、
中級レベル以上を目指す方の文法の学習方法については
次回お話ししますね。


最後までお読みいただきありがとうございます。
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