今回は外国語学習のコツ(その6)をお送りします。
※過去の外国語学習のコツはこちらから
その1 その2 その3 その4 その5
今回は外国語の初級レベルのあなたへのアドバイスです。
それは・・・
初級レベルでも語彙数を制限しすぎず、
普段よく使う単語や熟語(イディオム)を覚える
ということです。
「でも簡単なことを言おうとしてもまだ難しいのに・・・。
語彙数を制限しなくていいの?」
「難しい単語を覚えるよりも、易しい単語を組み合わせた
熟語(イディオム)を覚えた方がいいと聴いたけれど・・・。」
そう思った人も多いと思います。
確かに、どの外国語も日常よく使われる言葉は
2000語から3000語を知っていれば十分と言われています。
また最近ではイージーリーダーと題して、
ペーパーバックなどの洋書で
語数制限したものが数多く出ているようです。
私個人の意見としては、
外国語の文章を読む自信をつけるという意味では
この教材は使えると思いますが、
そこで使われている語彙が自然かといわれると
正直なところ疑問です。
語彙数を制限することにより、普段はあまり使わないような
熟語(イディオム)になることもあり得るからです。
一つ例を挙げましょう。
英語を勉強されている方へ質問です。
「翻訳する」というのを英語では何と言うでしょうか?
できれば単語と熟語(イディオム)で答えて下さい。
いかがでしたか?
正解は単語は"translate"、熟語は"put into"です。
学校ではこのように教わりました。
ところで、put intoという熟語ですが、
元々「AをBの中に置く」という意味から
「AをBに置き換える」という意味になり、
そこから「AをBに翻訳する」という意味になっています。
以前、私が高校時代に学校にいた外国人の先生に
I need to put this English book into Japanese for my friend.
(友達のために、この英語の本を日本語に「置き換え」ないと。)
と話したところ、
Oh, you mean "translate” (ああ、「翻訳する」ってことね。)
と直されました。
つまり、意味としてはわからなくはないようですが、
一つの単語でより的確に表す語がある場合には、
そちらの語の方が優先されるようです。
今回の例のようにtranslateという簡潔な言葉がある場合に
put intoという言葉を使うと、幼稚に聞こえるとも言われました。
英語では確かにlook for(~を探す), look into(~を調べる),
look out for (~に注意する)など
熟語(イディオム)は非常に大切な要素です。
ところが、先ほどのput intoのように
実際にはほとんど使われない例もありますので、
語数制限をせずに、自然によく出てくる言葉から
積極的に覚えることをお勧めします。
今回は初級レベルでも語彙数を制限しすぎず、
普段よく使う単語や熟語(イディオム)を覚える
という点をご紹介しました。
特にあなたが好きな内容に関する単語であれば、
覚える必要がある単語や熟語(イディオム)も
さらに限られてきますので、
ますます無駄のない学習が出来ます。
ぜひ試してみて下さいね。
最後までお読みいただきありがとうございます。
ご質問やご意見、ご感想があれば、
読者登録をしていただき、コメントをいただけると幸いです。
今後の参考とさせていただきます。
よろしくお願い申し上げます
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