2009年5月25日月曜日

英語学習のコツ(その2)

今回は英語学習のコツ(その2)をお送りします。

※過去の「英語学習のコツ」はこちらから。
その1

今回も大切なテーマです。

それは、

返り読みをせず、英語の語順の順番でそのまま理解する

ということです。

既にご存じの方もいらっしゃるかもしれませんが、
英語を使う上では非常に大切な項目になりますので
ここでご紹介しておきます。

今まで私たちが英語の授業では文章を和訳していたと思います。
英語を実際に使うことを考慮した場合、正しい日本語に直すのではなく、
英語の語順の順番でそのまま理解することが必要です。

例えばこのような文章があったとしましょう。

Mr. Tanaka said that he would be late for the meeting
for half an hour.

英語の授業ではこの文章を
「田中さんは(彼が)打ち合わせに30分遅れる予定だと言った。」と
正しい日本語の順番で訳すことを教えています。

勿論、最終的に日本語に訳す必要がある場合は別ですが、
そうでない場合はここまで訳す必要はないのです。

具体的には以下の通り意味の区切れごとに意味をとっていきます。

Mr. Tanaka said / that he would be late / for the meeting
/ for half an hour.
田中さんは言った / (彼が)遅れる / 打ち合わせに 
/ 30分

仮にこの日本語を見たとしても、意味としてはわかりますよね?

日本語と英語の特徴を比較すると、
日本語の場合は動詞が最後に来ますが、
英語は動詞が主語のすぐ後に来て、
それ以外は説明
ということです。

そのため英語を読むときにはいわゆる5W1H を考えながら読むと
答えが出てくるようになっています。

(5W1HとはWho[誰が]、What[何を]、When[いつ]、
Where[どこで]、Why[なぜ]、How[どのような手段で]の
それぞれの頭文字をとったものです)

Mr. Tanaka said / 田中さんは言った (何と言ったの?)
that he would be late / (彼が)遅れると (何に?)
for the meeting / 打ち合わせに (どのくらい遅れるの?)
for half an hour./ 30分

この習慣が身につくと、英語を読んだり聴いたりするのに
文章が終わるごとに意味を考える必要がなくなるので、
短時間で理解できるようになります。
ぜひ試してみて下さいね。


最後までお読みいただきありがとうございます。
ご質問やご意見、ご感想があれば、
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今後の参考とさせていただきます。
よろしくお願い申し上げます

2009年5月18日月曜日

英語学習のコツ(その1)

今回は英語学習のコツと称して、
英語に特化したポイントをご紹介します。

今回は英語で聞き取れなかったときに
もう一度繰り返してもらいたい時に言い方をご紹介します。

「ああ、それなら知ってる。I beg your pardon?でしょ?」
「もっと簡単なのがあるよ。Pardon?とかSorry?だよね?」

はい、どちらも正解です。(笑)
ただ、いつもこの表現が使えるかどうかというと
実はそうでもないのです。

英会話の教材によっては
「わからないときにはPardon?と何回聴いてもいい」
と書いてある場合があります。

ところが、実際に3回以上Pardon?やSorry?を使うと、
Never mind. (気にしないで)とかForget it.(忘れて)と言われ、
違う話題に移ることになるでしょう。

今回はPardon?やSorry?よりも
より的確に答えを返してくれる方法

ご紹介しましょう。

もし、少し話をしただけであれば問題ないのですが、
相手が長く話をした後で、I beg your pardon?という言われると
相手もあなたがどこまでわかっていて、
どこからもう一度説明すればいいのかが
わからなくなってしまいます。

そこでお勧めしたいのが、
わからないところにwhat, who, where, whenなど
疑問詞を入れる
ということです。

例えば・・・
  • A: I'm going to Africa for a year. 
     (アフリカに1年行ってくるよ)
    B: You're going (to) where?
     (どこに行くって?)
    A:To Africa. I’d like to see wild animals.
     (アフリカだよ。野生の動物を見たいんだ。)

  • A: I met Bill Clinton yesterday.
     (昨日ビル・クリントンに会ったよ。)
    B: You met who(m)?
     (誰に会ったって?)
    A: Bill Clinton, a former US president.
     (ビル・クリントン、アメリカ元大統領だよ。)

  • A: I found a diamond ring on the street.
     (道端でダイアの指輪を見つけたわ。)
    B: You found what?
     (何を見つけたって?)
    A: A diamond ring. I 'm gonna (= going to) take it to the police.
     (ダイアの指輪よ。警察に届けようと思って。)

  • A: I'm going back to my home country in 3 months.
     (3ヵ月以内に母国に帰るんだ)
    B: You're going back when?
     (いつ戻るって?)
    A: In 3 months. I'm planning to start a new business there.
     (3ヶ月以内に。事業を始めるつもりなんだ。)
文法的には必ずしも正しくないかもしれませんが、
文章の途中にwhat, who, where, whenなど疑問詞を入れれば、
相手もあなたがどこまでわかっているのかがわかるので、
わからないところをピンポイントで教えてもらうことができます。
ぜひあなたも試してみてくださいね。


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2009年5月10日日曜日

外国語学習でよく言われることについて(その7)

今回は外国語学習でよく言われることについて(その7)をお送りします。

※過去の「外国語学習でよく言われることについて」は
その1 その2 その3 その4 その5 その6 

前回その6で、片言で外国語を話せればいいなら、
細かい文法を覚えるよりも表現を覚えることが先で、中級レベル以上を目指しているなら
文法の学習は絶対に必要だとお話ししました。

今回は中級レベル以上を目指しているあなたに、
文法を学習するときのポイントをご紹介しましょう。

最初にあなたに考えていただきたいのですが、
そもそも文法とは何でしょうか?
そしてなぜ文法の勉強は必要なのでしょうか?
3分ほど時間をとって考えてみて下さいね。

いかがでしたか?
文法はその外国語で文章の読み、書き、聴き、話しに
必要なルールをまとめたものです。
ですので、丸暗記をするのではなく、
どのようなときに使うのかを体系立てて理解することをお勧めします。

もしあなたが学生時代に文法が苦手だったとしたら、
「よくわからないけれどとにかく試験に出るから丸暗記しておこう」と思って
頭に詰め込んでいませんでしたか?
そして時間が経つとその内容をすっかり忘れていて、
「自分には才能がない」と思って
諦めてしまった人も多いのではないでしょうか。

文法の勉強をするポイントは以下の4点です。
  1. 文法用語を覚えるよりも、
    どのような場面で使うと便利なのかを中心に
    体系的に理解する。
  2. 例文は実際の場面で使う可能性が高いものを使う。
  3. できる限り音声付きの教材を使い、
    リスニング、スピーキングなどに対応できるようにする。
  4. 文法は文法書で勉強せずに、
    例文や練習問題が多いものを利用する。
それでは各項目についてご紹介します。

  1. 文法用語を覚えるよりも、
    どのような場面で使うと便利なのかを中心に
    体系的に理解する。


    最初は文法用語を覚えるよりも、
    どのような場面で使うと便利なのかを理解することです。

    私が学生時代に塾講師で英語を教えていたときに、
    そこでおもしろいことに気がつきました。
    英語が苦手な人ほど、文法用語を覚えることで
    手一杯になっている人が多い
    のです。

    例えば英語の苦手な人ほど
    「現在完了形はhave+過去分詞で完了・結果・経験・継続を表す」
    のように文法書に書かれている内容については
    細かいところまで覚えているのですが、
    「完了・結果・経験・継続ってどういうこと?」と聴いてみると、
    実はよくわかっていないという例を多く見かけました。

    そこで、私は文法用語を使う代わりに、
    どのような時に使うのかを説明しました。
    例えば「現在完了形は前の状態が今も続いているという
    時間の幅を表したもの
    で、
    『~が終わっている』、『~をしたことがある』、
    『~をしてから(時間)が経つ』という意味で使うと便利」

    このような理解をすれば、文法もそれほど難しくないことが
    おわかりいただけると思います。

  2. 実際の場面で使う可能性が高い例文を使う。

    2番目は実際の場面で使う可能性が高い例文を使うことです。

    これは非常に不思議なのですが、
    日本で出版されている文法書を見ると
    仮定法過去(これも不思議ないい方ですが(笑))で
    よく使われる例文があります。

    If I were a bird, I would fly to you.
    (もし私が鳥だったら、あなたのところに飛んでいくのに・・・)
    I wish (that) I were a bird.
    (私が鳥だったらなぁ・・・)

    この文章自体は悪くはないのですが、
    あまりにも文学的なイメージが強く、
    実際に使うイメージを持つのが
    難しいのではないでしょうか。

    私だったら、こういう文章を使います。

    If I had more time, I could complete this task by the deadline.
    (もっと時間があったら、
    この仕事を期限までに片付けられたのに・・・)
    I wish (that) I had a girl friend. /
    I wish (that) I had a boy friend.

    (彼女がいたらなぁ・・・/彼氏がいたらなぁ・・・)

    このように実際に使う可能性の高い例文を使えば、
    文法に対するアレルギーが
    少しは和らいでくるのではないでしょうか。

  3. できる限り音声付きの教材を使い、
    リスニング、スピーキングなどに対応できるようにする。

    3番目はできる限り音声付きの教材を使い、
    リスニング、スピーキングなどに対応できるようにする
    ということです。

    外国語学習のコツ(その4)でもお話ししましたが、
    文法を単独で勉強するよりも、
    音声付きの教材を使って、
    テキストを見ずに文章を書き取ってみる、
    文章を音声に合わせて発音してみるなど、
    1つの教材で多くのことができると、
    より立体的に理解できるようになります。

  4. 文法は文法書で勉強せずに、
    例文や練習問題が多い問題集を利用する。


    あなたが言語学者になりたいのであれば話は別ですが、
    もし外国語を使うことが目的で文法を勉強するのであれば、
    文法書を利用するのではなく、
    例文や練習問題が多い問題集を利用することです。

    またその問題集で答え合わせをするときも、
    ただ単に正しいか間違えているかを確認するのではなく、
    「なぜその答えになるのか」を考えることが大切です。

    英文法の学習にご興味のある方は
    森一郎氏著『試験にでる英文法』(青春出版社)
    をお勧めします。

    ご存じの方もいらっしゃると思いますが、
    元々この本は大学受験用の本です。
    「えっ、大学受験用の教材を使うなんて・・・」と
    毛嫌いされる方もいらっしゃるかもしれませんが、
    既に英語のレベルが中級以上の方でも
    英文法に関しては暗記に頼ってきた方も多いと思います。
    そのような方にこそ『試験にでる英文法』を使っていただき、
    体系的に英文法を学習されることをお勧めします。
    通常英語を使う環境で必要な英文法については
    この本1冊にすべて網羅されています。

    この本の使い方は、各項目の初めにある練習問題を解き、
    なぜその答えになるのかを考えます。
    次に解説を読み、答えに行き着いたプロセスを確認してみましょう。

    残念ながらこの本にはCDなど音声がついていませんが、
    内容は非常にいいのでお勧めします。
以上、今回は中級レベル以上を目指しているあなたに、
文法を学習するときのポイントをご紹介しました。
具体的なポイントとしては・・・

  1. 文法用語を覚えるよりも、
    どのような場面で使うと便利なのかを中心に
    体系的に理解する。
  2. 例文は実際の場面で使う可能性が高いものを使う。
  3. できる限り音声付きの教材を使い、
    リスニング、スピーキングなどに対応できるようにする。
  4. 文法は文法書で勉強せずに、
    例文や練習問題が多いものを利用する。
ぜひ参考にしてみて下さいね。

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2009年5月7日木曜日

外国語学習でよく言われることについて(その6)

今回は外国語学習でよく言われることについて(その6)をお送りします。

※過去の「外国語学習でよく言われることについて」は
その1 その2 その3 その4 その5

今回の話題は

外国語学習に文法はいらない

というものです。

この件に関する私の意見は
片言で外国語を話せればいいなら、
細かい文法を覚えるよりも表現を覚えることが先で、
中級レベル以上を目指しているなら
文法の学習は絶対に必要だと思います。

まずあなたが初心者で、取り急ぎ片言でもいいから
外国語を使えるようになりたい場合は、
「なぜこういう構造になるのだろう」と考える前に
表現自体を覚えてしまった方がいいと思います。

それでは皆さんも次の文章を英語(または興味のある外国語)で
何というか口に出してみて下さい。
  • 私はそう言う。
  • 彼はそう言う。
  • 私はそう言った。
  • 彼はそう言った。
いかがでしたか?英語の回答例は以下の通りです。
  • I say so.
  • He says so.
  • I said so.
  • He said so.
※saysとsaidの発音に気をつけましょう。
sayは[sei]、saysは[sez]([seiz]ではありません)
saidは[sed]([seid]ではありません)となります。

たまに「どうしてsayの過去形がsayedではなくてsaidなの?」とか
「どうして彼や彼女が主語になったときには
saysとsをつけないといけないの?」などと
質問を受けることがあります。

どちらの質問もなるほどとは思いますが、
片言で外国語が話せればいいという段階であれば、
難しいことを考えずに、そのまま素直に表現を覚えて、
使えるようになることが
先決だと思います。

もしその後でどうしても気になるなら
勿論調べてもいいとは思いますが、
文法はその外国語を使う際の原則的なルールをまとめたもので、
必ずしもあなたの疑問に答えてくれるとは限りません。

ですので、文法上の疑問点が解決してから先に進もうとは思わず、
その表現を使えることを目的にしてみて下さい。

今回は少し長くなってしまったので、
中級レベル以上を目指す方の文法の学習方法については
次回お話ししますね。


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2009年5月6日水曜日

外国語学習のコツ(その6)

今回は外国語学習のコツ(その6)をお送りします。

※過去の外国語学習のコツはこちらから
その1 その2 その3 その4 その5


今回は外国語の初級レベルのあなたへのアドバイスです。

それは・・・

初級レベルでも語彙数を制限しすぎず、
普段よく使う単語や熟語(イディオム)を覚える

ということです。

「でも簡単なことを言おうとしてもまだ難しいのに・・・。
語彙数を制限しなくていいの?」
「難しい単語を覚えるよりも、易しい単語を組み合わせた
熟語(イディオム)を覚えた方がいいと聴いたけれど・・・。」

そう思った人も多いと思います。

確かに、どの外国語も日常よく使われる言葉は
2000語から3000語を知っていれば十分
と言われています。

また最近ではイージーリーダーと題して、
ペーパーバックなどの洋書で
語数制限したものが数多く出ているようです。

私個人の意見としては、
外国語の文章を読む自信をつけるという意味では
この教材は使えると思いますが、
そこで使われている語彙が自然かといわれると
正直なところ疑問です。
語彙数を制限することにより、普段はあまり使わないような
熟語(イディオム)になることもあり得るからです。

一つ例を挙げましょう。
英語を勉強されている方へ質問です。
「翻訳する」というのを英語では何と言うでしょうか?
できれば単語と熟語(イディオム)で答えて下さい。

いかがでしたか?
正解は単語は"translate"、熟語は"put into"です。
学校ではこのように教わりました。

ところで、put intoという熟語ですが、
元々「AをBの中に置く」という意味から
「AをBに置き換える」という意味になり、
そこから「AをBに翻訳する」という意味になっています。

以前、私が高校時代に学校にいた外国人の先生に
I need to put this English book into Japanese for my friend.
(友達のために、この英語の本を日本語に「置き換え」ないと。)
と話したところ、
Oh, you mean "translate” (ああ、「翻訳する」ってことね。)
と直されました。

つまり、意味としてはわからなくはないようですが、
一つの単語でより的確に表す語がある場合には、
そちらの語の方が優先されるようです。
今回の例のようにtranslateという簡潔な言葉がある場合に
put intoという言葉を使うと、幼稚に聞こえるとも言われました。

英語では確かにlook for(~を探す), look into(~を調べる),
look out for (~に注意する)など
熟語(イディオム)は非常に大切な要素です。
ところが、先ほどのput intoのように
実際にはほとんど使われない例もありますので、
語数制限をせずに、自然によく出てくる言葉から
積極的に覚えることをお勧めします。

今回は初級レベルでも語彙数を制限しすぎず、
普段よく使う単語や熟語(イディオム)を覚える
という点をご紹介しました。

特にあなたが好きな内容に関する単語であれば、
覚える必要がある単語や熟語(イディオム)も
さらに限られてきますので、
ますます無駄のない学習が出来ます。
ぜひ試してみて下さいね。


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2009年5月5日火曜日

NHKラジオ講座で効率的に勉強するコツ(その2)

今回はNHKラジオ講座で効率的に学習するコツ(その2)をお送りします。

さて、前回NHKラジオ講座で効率的に学習するコツ(その1)
ご紹介しましたが、その後学習は順調に進んでいますか?

「ゴールデンウィークで外出していたから、
放送を聴くのがおっくうになって・・・」

そのようなあなたは、こちらで学習方法を再確認してから、
NHKラジオ講座のウェブサイトへ!!(笑)

さて、今回はさらに一歩進んだ講座の使い方をご紹介します。
既にある程度外国語を勉強しているあなたの場合、
NHKラジオの外国語講座の内容が易しすぎると感じるかもしれません。

そういう方にお勧めの方法があります。

それは・・・

テキストを一切見ないで放送を聴く

ということです。

すなわち、本文を聴くときを始めとして、
発音練習、練習問題など
聴いたものだけを元にして
口に出してみる
のです。
さらに余力があれば、本文をディクテーション(書き取り)し、
放送終了後にテキストを開いて確認するのもお勧めです。

既にお気づきの方もいらっしゃるかもしれませんが、
音だけで聴いてみると聞き取れないことが、
文字で見ると「えっ、こんなに簡単なことだったの?」
と思うこともあります。

その1でもお話ししましたが、ここで特に大切なことは、
発音練習や練習問題の時に
毎回必ず声に出して練習するということです。

突然ですが、あなたが何か新しく運動を始めるところを
イメージしてみて下さい。
あなたはコーチからいろいろと説明を受けています。
さて、説明を受けただけで、あなたはその運動を
始めることができるでしょうか?
勿論、これだけではできませんよね。
実際に体を動かしてみて、初めてできるようになりますよね。

外国語の勉強も同じです。
口に出して発音練習をするというのは、
「外国語を聴き、口に出して、さらにその音を聴く」
というように、耳と口を筋トレしているようなものです。
ですので、ここは手を抜かずに
必ず声に出して練習して下さいね。


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2009年5月4日月曜日

外国語学習でよく言われることについて(その5)

今回は外国語学習でよく言われることについて(その5)をお送りします。
※過去の「外国語学習でよく言われることについて」は
その1 その2 その3 その4

先日外国語学習でよく言われることについて(その1)
初心者には外国語学校をお勧めしないとお話ししました。
その理由は学習時間と費用対効果の面で、非常に割高になるためです。

とはいうものの、「外国語学校に通いたい」という方も
いらっしゃると思いますので、
今回は外国語学校を選ぶ際のポイントをお知らせします。

  1. 先生が外国人だった場合、あなたが外国語で質問ができ、
    その答えを理解できるか。

    「先生が全員ネイティブスピーカー(通常外国語を話す人)」を
    売りにしている外国語学校は非常に多いですよね。

    ところが、あなたが全く初心者だった場合に、
    すべて外国語だけの授業を受けたとしても、
    何を勉強したのかがわからなくなってしまい、
    ほとんど授業を受けた意味がなくなってしまいます。

    確かに母国語を習得したときのように
    外国語を学ぶべきという話は一理ありますが、
    母国語を習得するのと大きく違う点は、
    母国語のように外国語を一日中耳にしていない
    ということが挙げられます。

    ましてや週に1回か2回の授業でできるようになるためには、
    最低限何について話をしているのかが理解できるかどうか
    ポイントとなります。

    そのため、先生がネイティブスピーカーの場合には、
    あなたがその外国語で質問ができ、
    その返答を外国語で理解できるかがポイントとなります。

    それが難しい場合には、日本語や
    あなたが既に知っている外国語を話す
    バイリンガル(2カ国語を話す)
    またはそれ以上の先生に教えてもらい、
    適宜説明してもらうことが必要です。


  2. 先生が日本語など外国語を習得した経験があるか。

    ネイティブスピーカーは確かに外国語を話すプロですが、
    必ずしも教えるのがうまいとは限りません。
    それは私たちが日本語を話すことができたとしても、
    必ずしも的確に日本語を教えることができないのと同じです。

    熱心に指導してくれるネイティブスピーカーの先生もいますが、
    残念ながら現実問題として、息抜きもかねて日本に行き、
    数年外国語教師として働いた後、
    履歴書に「日本で仕事をしたことがある」と書けるいう理由で
    外国語学校で働いている人がいるのも現実です。

    様々なトレーニングを受けているかもしれませんが、
    本気で外国語を話せるようになってほしいと思う
    先生にあたるかどうかは、正直なところわかりません。

    そこで、効果的な確認方法としては、その先生に
    次の質問をしてみてください。

    • 今までに日本語を含め外国語を勉強し、
      習得したことがあるか。
    • レベルはどのくらいか。
    • 外国語を教えて何年になるのか。

    もしその先生がすでに外国語をマスターしていれば、
    学習者がどこでつまずくのかがわかるため、
    より適切に教えてもらうことができます。


  3. 個人レッスンまたは1クラスが3人までになっているか。

    通常1クラスは45分となっています。
    生徒3人と先生1人が均等に話をしたとしても、
    1人あたりが実際に話す時間は10分ほどです。
    1クラスの生徒数が多くなれば、
    その分話す時間も短くなります。
    知り合いを作るために外国語学校に通う場合は別ですが(笑)、
    外国語を真剣に習得したいと思っている場合には、
    3人以下のクラスにすることをお勧めします。


  4. あなたが目標としているレベルや内容に合っているか。

    授業のレベルが高すぎると、
    授業に出ても何をしているのかが全くわからなくなり、
    逆にレベルが低すぎると、つまらなくなり飽きてくるので、
    続かなくなるか、「せっかくお金を払ったのだから」と
    無理して授業に出続けることになります。
    申し込みをする前に、体験授業などに参加し、
    予算や内容が見合っているかを再確認しておきましょう。


  5. 金額は手頃か。

    1回当たりの授業料は3000円から5000円となっています。
    上記と同様に、申し込みをする前に、体験授業などに参加し、
    予算や内容が見合っているかを再確認しておきましょう。


  6. 出席できなかった場合のフォローアップはどうなっているか。

    授業が毎週○曜日○時から○時までと決まっている場合、
    特に日中お仕事をされている方は
    急用で授業に出席できないことがあると思います。
    そのような場合に、授業の振替ができるか、
    授業を録音(または録画)しているかなど
    外国語学校でどのようなフォローアップがあるのかを
    確認してみましょう。


以上、外国語学校を選ぶ際のポイントをご紹介しました。
再度まとめますと・・・


  1. 先生が外国人だった場合、あなたが外国語で質問ができ、
    その答えを理解できるか。
  2. 先生が日本語など外国語を習得した経験があるか。
  3. 個人レッスンまたは1クラスが3人までになっているか。
  4. あなたが目標としているレベルや内容に合っているか。
  5. 金額は手頃か。
  6. 出席できなかった場合のフォローアップはどうなっているか。

ぜひあなたに合った外国語学校を探してみてくださいね。



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2009年5月1日金曜日

外国語学習のコツ(その5)

今回は外国語学習のコツ(その5)をお送りします。

※過去の外国語学習のコツはこちらから
その1 その2 その3 その4

今回の内容は、特に英語をはじめとして、
ドイツ語、フランス語、スペイン語など
ヨーロッパで話されている外国語を
勉強されている方に役立つポイントです。

それは・・・
相手に状況を察してもらうのではなく、
こちらから要望を伝える

ということです。

「状況を察してもらうって?」と思った方が多いと思うので、
次の例を挙げましょう。

例えば、あなたが友達と買い物に出かけていたとします。
しばらく買い物をしてると、あなたはのどが渇いてきました。
そこであなたはこのように話をしました。

あなた:疲れたね。
友達:どこかでお茶でも飲もうか?

無事に近くの店で休憩することができました。


この状況を英語の環境ではどうなるでしょうか?
話は全く同じです。
あなたは友達と買い物に出かけています。
しばらく買い物をしていると、あなたはのどが渇いてきました。
そこであなたはこのように話をしました。

あなた:I'm tired. (疲れた)
相手:Yes? (そう?)

と言ったものの、その後が続きません。
こちらの言ったことがわからなかったと思い、
もう一度繰り返します。

あなた:I'm tired. (疲れた)
相手:So what? (それでどうしたの?)

と言われ、休憩をすることができませんでした。
これはなぜでしょうか?

日本語は自分の要望などを直接的に相手に伝えると
相手に迷惑がかかるので、こちらの状況だけを伝えて、
相手にこちらの意図を察してもらうという
根本的な考え方があります。

その一方で、英語をはじめとするヨーロッパの外国語は、
もともと狩猟民族という歴史背景をもち、
次にいつその人に会うのかがわからないため、
自分でその場で解決するという考えが浸透しているようで
自分の考えや要望については直接的に話すことが求められます。

先ほどの「疲れた」の例ですが、
日本語で「疲れた」と言えば、
それだけで「疲れたから、休憩しない?」
という意味を相手に察してもらっているので、
あなたが「疲れた」というだけでわかるのです。

ところが英語で"I'm tired."と言った場合には、
あなたが疲れているという
状況を説明しているに過ぎない
のです。
そのため相手からすれば、
どうして欲しいのかがわからないのです。

ではどうすればいいのでしょうか?
それは遠慮せずに具体的な要望を言うことです。

例えば今回の例では、

あなた:Oh, I'm tired.
     Why don't we take a break and have a cup of coffee?
    (ああ、疲れた。休憩してコーヒーでも飲まない?)
相手:OK. Let's go and find a coffee shop somewhere.
    (わかった。どこか喫茶店を探しに行こう)

と言えばいいのです。

以上、今回は外国語のコツ(その5)として
相手に状況を察してもらうのではなく、
こちらから要望を伝える
ことをご紹介しました。

「そんなお願いしたら、相手に迷惑がかかるし・・・」
と思われる方もいるかもしれませんが、
相手にこちらの要望を言わない限り、
あなたの要望はいつになっても相手に伝わりません。

いずれにしてもヨーロッパの外国語で話をする場合には、
「結局どうしたいの?」と言われてしまうことになりますので、
遠慮しないでこちらの要望を伝えてみて下さい。

さて、今回は皆さんに宿題です。(笑)

あなたが飲み物の自動販売機に行くと、
日本語と英語で自動販売機の使い方の案内がありました。
次の説明文を英語にしたらどうなるでしょうか?

「飲み物とお釣りが出てきます」

ぜひ考えてみて下さいね。


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