2009年3月31日火曜日

外国語学習でよく言われることについて(その3)

今回は外国語学習でよく言われることについてのその3をお送りします。

※過去の「外国語学習でよく言われることについて」はこちらから 
その1 その2

今回は・・・

「日本人は外国語を聴いたり話したりするのは苦手だが、
読んだり書いたりするのは何とかなる」


というものです。

私の意見では

「聴く」「話す」「読む」「書く」のいずれも苦手

だと思います。

「えっ、受験勉強であれだけ勉強をやったのだから、
読み書きは何とかなるでしょ?」と思われる方もいると思うので
詳しく説明しますね。

今まで学校での外国語の授業を考えてみてください。
確かに授業では長文読解の授業も作文の授業もあります。
そこでの内容を思い出していただきたいのですが、
学校の授業では「外国語の文章をじっくりと時間をかけて、
時には辞書も引きながら日本語に訳すこと」を長文読解
といい、
「既にある日本語から外国語に訳すこと」を作文
と言っているのです。

本来の読む力とは、外国語に限らず
文章を渡されたときにさっと目を通して
「この文章はこういう内容だ」と理路整然と言えること
を言います。
また書く力とはあるテーマに基づいて
自分の意見を論理的に文章にまとめることができること
を言います。
このような点で考えると、通常学校の外国語の授業では
このような教え方をしていませんので、できなくて当然なのです。

もし本当に読むのが得意だったら、
外国語で書かれた書物やウェブサイトを読むことは
全く問題ないはずです。
それができないということは、そのような訓練をしていないためです。

実際にある話ですが、ある程度外国語ができるようになった方でも、
作文ができない人が非常に多いと思います。
それは授業で作文と言われているのはほとんどが
日本語を外国語にするいわゆる「借文」で、
外国語を使って自分の意見を論理的に述べる訓練をしていないためです。

特に大学や大学院の留学を考えられている方は、
レポート作成時に不可欠になりますので、
一度パラグラフ・リーディング(段落ごとに意味をとらえる読み方)
および
パラグラフ・ライティング(段落ごとに意見をまとめる文章の書き方)
を勉強されることをお勧めします。


最後までお読みいただきありがとうございます。
ご質問やご意見、ご感想があれば、
読者登録をしていただき、コメントをいただけると幸いです。
今後の参考とさせていただきます。
よろしくお願い申し上げます。

4 件のコメント:

  1. 次から次へと納得の内容ばかりです。

    勉強をする時に
    英語を英語で理解する部分を増やしていこうと
    心がけていました。

    そんな感じでいんでしょうか?

    返信削除
  2. いやー耳に痛いですね。
    でも共感します。。。

    返信削除
  3. かんさんへ
    書き込みありがとうございました。
    ご返事が遅くなってすみません。

    そうですね。
    英語を英語として理解することは非常に大切だと思います。
    その際には「どういう意味か?」よりも
    「どのような状況で使っているのか?」
    という点に注意してみて下さいね。

    返信削除
  4. さとるさんへ
    書き込みありがとうございました。
    ちょっと辛口だったかもしれませんね。(笑)

    読み書きも苦手と言った理由は、
    「従来学校で教えていたのが
    日本語から外国語にするか、
    外国語から日本語にする
    という焦点で話をしている」ので
    本来の読み書きの方法ができなくて
    当然だと思います。
    今後は具体的な学習方法のコツなども
    お知らせする予定です。
    よろしくお願いします。

    返信削除